昨年末に実際された、U12の頂点を決める大会。
勝つ事が全てでは無いのですが、勝利を目指す事はとても大切な事だと思います。
そこで、数回にわたり、決勝トーナメント分析を実施したのですが、今回がそのまとめ
大会の結果分析
試合での得点、失点の勝率は、下記の通りである。
得点は、
3得点以上 100%
1,2得点 50%
0得点 10%
失点は
3失点以上 0%
1,2失点 50%
0失点 90%
すなわち、試合で勝つために、チームとしてすべき事は、0失点、3得点を狙うことである。
詳細は、下記ブログをチェックして欲しい。
大会の得点分析
得点した時のシュート位置は、
エリア内 90% (pk10%含む)
エリア外 10%
であり、トップレベルの試合では、ロングシュートは難しい。
得点した時のタッチ数は、
ダイレクト 47%
2タッチ 17%
ドリブル 36%
であり、得点を挙げるには、早いプレーが前提になるのだろう。
ドリブルでのシュートは、選手の個人能力に依存しているが、得点率も高い。
すなわち、再現性が高く効率の良い得点は、エリア内のダイレクト になるのだろう。
詳細は、下記ブログをチェックして欲しい。
大会のアシスト分析
残念ではあるが、得点の6割が、パス0または1本のみからの得点であった。
パス0,または1とは、pk、セットプレー、こぼれ球、ミス、、、、など
比較的、偶然要素が高い、泥臭いプレーが中心である。
これが、悪いとは言わないが、、試合の勝敗と、試合内容は、別であることを証明した結果となった。
一方で、パス3本以上を繋げて得点をしたチームもある。
決勝トーナメントに残ったチームとパス3本で得点したチームを重ねると
関東 5チーム/6チーム
他地域 1チーム/10チーム
関東チームは、しっかりとパスを繋げて点を奪う意識の高さがうかがえた。
これは、関東はチーム数も多く、レベルも高いので、偶然だけでは、地域の代表にはなれない証拠なのかもしれない。
現に、全国サッカーランキングは、上位6チーム中、5チームが関東となっている。
詳細は、下記を参照して頂きたい。
大会の守備分析
エリア外のロングシュートは、高身長のGKが防ぎ、得点の8割以上を占めるエリア内の得点は 全員で守る。
0失点であれば、大会上位も見込めることを証明したのが、3位になった莵道であった。
さらに、45°以上の角度がある位置からのシュートは、どのチームも守備が堅いため、0であった。
どのチームも、個人、チームとしての守備レベルは高まってきているので、今後の守備課題は、ヘッドになるだろう。
詳細は、下記を参照にして頂きたい。
大会の攻撃分析
勝つためには、失点0が必須であるが、それだけでは、トップには立てない。
トップに立つには、得点力が必要である事を証明された。
得点するには、得点/得点チャンス が、30%以上。
さらには、前分析より、勝つためには、3得点以上が必須であることを合わせると。
10回のチャンスで、3得点 これを実践したのが、優勝したレジスタ。
さらに、他チームとチャンスの中身が異なり、得点率の高い エリア内でのチャンスが、70%以上。
しかも、流れの中でのヘッドが多数あり、チャンスの 1/3 になる。
レジスタが優勝したのは、偶然ではなく、必然であったのかもしれない。
詳細は、下記ブログをチェックして欲しい。
まとめ
幼いころから、サッカーを始めて、最初に目標とするのが、U12全国大会。
最後まで、負けないチームは、全国で1チームであり、他チームは敗戦します。
だから、勝った、負けた、の結果で一喜一憂すのでなく、
あくまでも、競技として取り組むなら、優勝目指して何をするかが大切だと感じます。
一方で、遊技として取り組み、勝敗に拘らないチーム方針も素敵です。
どちらを選択するかは、選手次第、どんな方針、スタイルも、好みが違うだけで全てサッカーです。
サッカーレベルに関わらず、今回の一連の分析が、何かの参考になれば幸いです。
最後になりますが、間違いなどあるかもしれませんが、趣味ブログの1として、、あしからず。
最後まで読んで頂き有難うございました。
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