勝てないチームがやるべきこと

サッカー
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小学生のサッカーは、学年事にカテゴリーが分かれるが、Jリーグの様にサッカーの優劣で試合カテゴリーを分けることはない。

つまりは、幼い頃からサッカーを学びプロを目指す選手と、サッカーを始めて間もない高学年の選手までが、同じピッチに立ち、戦わなければならない。

また、サッカーの試合では、引き分けを除いては、どちらかが勝ち、もう1方は負ける。

すると、当然、プロを目指す選手が多いチームは勝つ事が多くなり、他方は負ける事が多い。

そこで、今回は、負ける事が多いチームをテーマに綴る。

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試合の勝率

先に記載した通り、強豪チームは普段の試合で負ける事は少なく、勝率は70%以上あるだろう。

一般的なチームの勝率については、平均ということで、おそらく、50%前後になるだろう。

そして、今回着目するのが、50%以下の勝率のチーム。

・サッカーを始めたばかりの選手が多い

・自学年だけでは人数が揃わず下学年とも混合

・練習や試合などの活動が少ない。

理由は、様々であろうが、これら勝てないチームはどうすれば良いのだろうか?

試合で勝つ事が全てではない

少年サッカーの目的は、試合で勝つ事が全てではない。

しかも、サッカーの勝敗はチームの結果であり、個人の結果ではないという事は、認識しておく必要がある。

小学生の間は、強豪にいて、勝率90%であったが、中学になると、勝率50%以下になった。

つまりは、個人の力そのものは、現状の結果を表している訳ではないということだ。

チームとしては、勝てないけれど、コツコツ練習を積み、個人の能力があがれば、次のカテゴリーで成功する場合は多々ある。

まずは、個人の力をつけることを重視して取り組めば良いだろう。

ここで、勝率が低いということは、試合での妙なプレッシャーや、課題は少ないという事に着目してみよう。

すると、選手自身が、やりたい様に、好きなプレーを楽しめるという利点もある。

チームとして勝てないならば、試合結果よりも、個人としての課題を熟すことを目的に試合に取り組めば良いだろう。

試合に勝つには

試合の勝敗は、気にするな。

といえども、やはり、勝ちたい。

強豪には、勝てなくても、身近なチームには勝ちたい。というのが本音だ。

では、上手くなるのは度外視し、試合に勝つ 事だけを重視すれば、何をすべきかを考えてみよう。

手法はいくつかあるだろうが、敗戦が多いチームがやるべきことは、「点を取ること」を重視する。

強豪チームの場合は、守備重視で、失点0、シュート0を基準に考えがちだが、敗戦が多いチームでは手法が異なる。

理由は、いくつかあるが、敗戦が多いと、選手、チーム、の試合での喜びが少ない。

しかし、例え敗戦でも、得点シーン、チャンスシーンがあれば、チームとして盛り上がるのは必須。

チーム活性化の意味としても、得点シーンは沢山あった方が良いというのが、最大の理由。

得点をするには??

では、具体的に得点するには、どうすれば良いだろう

こちらも、強豪チームとは、手法を変える必要がある。

勝てないチームが点をとるには、単純であり、遠くからでもボールが蹴れる要素を磨くこと。

極端な例であるば、サッカー素人の大人 vs 足元が卓越した幼児 の試合。

どちらが、勝つだろうか?

幼児は、足元を活かし、数名は抜けたとしても、ボールが進む距離はわずかであり、なかなかゴール前までは到達しにくい。

一方、ボールを蹴れる大人は、ひと蹴りで、ゴール出来てしまう。

実際の事例だが。

小学6年生になり、サッカーを始めた身体能力が高い選手がいた。

足元技術はなかったが、1蹴りでゴールでき、スピードもあったので、Bチームのストライカーになった。

また、最近のオリンピック女子バスケットの試合でも。

高さでは通用しない日本は、ロングシュートの技術を磨き、銀メダルを獲得している。

つまりは、足元技術、パス繋ぎ、戦術崩しなどは、時間がかるが、遠くからのロングシュートは、個人能力次第では、得点しやすい。

おすすめの活動方法

試合に勝つには、蹴る 力をつけて、どんどんシュートを打つ事。

に間違いは無いが、それだけでは、巧くはなれず、勝ち続ける事は難しい。

しかし、試合になれば、相手がボールを保持する時間が長く、負ける事も多いので、メリットが少ない。

結果として、試合より練習中心の活動となり、、練習中心では活気が少なく、普段から練習する選手が少ない、、、と悪循環に陥る。

そんな時に、おすすめなのが、フットサルの活用。

これは、以前、強豪チームの練習法としても、紹介したのだが、勝てないチームでも取り入れるのは効果絶大。

参考 ⇒ 過去ブログ

勝てないチームがフットサルの試合をするメリットとして、

① ボールを触る機会が多く、巧くなりやすい。

② 攻守の切り替えが早く、運動量が増える。

③ 試合時間が短く、試合時間を多く持てるので、勝てる機会が増える

④ 少人数で色んな組み合わせで試合ができる。

⑤ 年齢での縛りが少なく、実力に合わせた試合がやりやすい。

私の周りの勝てないチームでも、フットサルを取り入れたところ、大好評であり、以降、毎月活動するようになったとか。

しかも、フットサルは、大人も楽しめるので、親子サッカーなども取り入れチーム交流もはかりやすい。

まとめ

試合勝率が低いチームは、強豪と同じやり方で活動するのは、おすすめできない。

チームにあった手法を検討し取り組むべきだろう。

試合では、全員で守り失点を防ぐ必要があるが、勝てないチームは得点がなかなか取れない。

敗戦しても、喜びを得るため、出来る限り得点シーンを増やす様にした方がチーム活性化に繋がる。

得点するには、蹴る力が即効性がある。

チーム活動としては、学年縛りが薄い、フットサルの活動を取り入れるのがおすすめだ。

このブログが何かのお役に立てば幸いです

最後まで読んで頂き有難うございました。

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