営業として、きめ細かな気配りが出来ても、コミュニケーション能力が低ければ、、職務を熟せるだろうか?
経理として、コミュニケーション能力が高くても、きめ細かな気配り(計算)が出来なければ、、職務を熟せるだろうか?
企業では部門により、必要な能力や性格は、違ってくるのだが、サッカーではどうだろう?
今回のテーマは、このようなポジションによる性格について考えてみよう。
ポジション毎の必要な能力
社会では、コミュニケーション力が高く、気配りができて、、何でも出来る優秀な人はいるが、人間何かの要素は欠落しているもの。
だからこそ、各部署により、絶対に欠落してはいけない要素というのがある。
営業ならば、お客様と話をするのに、コミュニケーション能力は不可欠
経理ならば、1円単位まで見逃さない、きめ細かな視点が不可欠
その他、もろもろ、、プラスになる要素は必要になるが、要素が多い程、優秀な人材ってなるのだろう。
サッカーのポジションによる性格
では、サッカーのポジションについて考えてみる。
社会同様、どこのポジションでもこなせる、能力、性格を持った選手は確かにいるが、、このような最もバランスの取れた選手は組織の中心になる。
つまり、、トップ下、ボランチ、など。
では、攻撃、守備の要となる、フォワード、ディフェンスはどうだろう?
ここが、今回一番着目したいところで、、
花形である、フォワード と 裏方である ディフェンスは、個人能力で決まるだけでなく、性格でも決まる事が多い。
特に、ディフェンスは、ファールしない真面目な性格の子供にしか務まらない。
攻撃ならば、フォールギリギリのラインで、ボールを奪いにいっても、良いだろうが、守備の選手はそうもいなかい。
だから、監督が、守備ラインの選手を決めるには、信頼できる真面目な選手を選ぶ。
一か八かでボールを奪いに足先だけでプレーするのでなく、真面目に相手について走れる選手。
守備は、組織でコントロールするので、簡単には休まない、真面目な選手。
社会の組織で言えば、、経理など、会社を支える縁の下の力持ちだ。
一方で、フォワードは、一か八かで、シュートを打てる選手。
確率の高い場面でしか、シュートを打たない、教えられた事しかできない真面目な選手よりも、
何をするか分からない、意外性のある選手の方がフォワードには向いている。
だから、監督がフォワードとして選ぶのは、面白い特徴を持った選手を選ぶ。
相手を翻弄するドリブルなどの足元技術でゴールを演出する選手
スピード、高さ、など、フィジカルを活かしてゴールを演出する選手
俺が1番で、絶対にゴールを決めるという志を持った選手
社会の組織で言えば、営業など、会社を発展させていく存在だ。
性格を利用したポジション編成
先の通り、選手の性格により、ポジションを決めるのだが、、逆手に取る事もある。
例えば、攻撃型の選手を守備に置くと、攻撃型の守備となる。
センターバックにおいても、1つ前のボランチのポジションを取る事がある。
また、守備型の選手を前線に置くと、守備型の攻撃となる。
2トップの一角ならば、1つポジションを下げるので、チームとしては1トップ状態になる事もある。
このため、同じフォーメーションを取ったとしても、入る選手によっては、実際の形が変化しているということだ。
この点をうまく考慮しないと、選手の距離間隔がチグハグとなり、パスが繋がらず、連携もままならない。
このため、選手全員を試合に出すのは良いのだが、、、試合として成立しているかは、、とても難しい問題なのだ。
(毎回、同じポジションで、同じ交代をするならば、、良いのだが、、、、)
まとめ
監督がポジションを決めるのは、、能力だけでなく、性格によっても決めている。
石橋をたたく 真面目な選手は、守備
一か八かの 面白い選手は、攻撃
これが、そのまま仕事にも繋がっていくのかもしれませんね
更に言うならば、、サッカー選手という職業は、攻撃型か?守備型か?
プロになった選手は、、どちらが多いのかだろうか???
最後まで読んで頂き有難うございました。
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