選手にあったサッカーチームの選び方

サッカー
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学生の頃から、サッカー指導に携わってきた。

最初の頃は、指導というより、子供達とサッカーをして遊んでいるだけだったが、次第に指導の虜になってきた。

それ以降、全国大会など、貴重な経験を数多くさせて頂き、保護者、保護者コーチの立場にもなった。

これらの経験をもとに、これから、サッカーを始めようとする選手、保護者が、

どのように、チームを選べば良いか というのが今回のテーマ。

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サッカーはスクールから始めること

「子供にサッカーをさせる」となった時。

一般的な方法は、友人やネットの情報から、チームの情報を仕入れて入団体験に参加するだろう。

練習体験は、1回である事が多く、よほどの事がない限り、子供は、「楽しかった」と親に伝える。

その後、別チームにも体験に行き、子供にとって良いチームを選択して、どこかのチームに所属する。

しかし、これには3つの大きな落とし穴がある。

だからこそ、サッカーを始めるスタートは、「スクール」を選択すべきだ。

1 噂、ネット情報が正しいとは限らない

体験に参加する場合は、友人、知人からの勧め、または ネット情報から参加する事になるだろう。

しかし、評判の悪いチームには、体験さえ行かない。

これは、本当に良いのか?

つまりは、噂、ネット情報は、古いものであることもあり、直近には改善されていることもあるのだ。

例えば、**は強豪というのも、その1つで、今は、違うことも多々ある。

だからこそ、自分の目で確かめる事は、必須である。

2 体験では、実情は分からない。

体験者が参加する場合は、楽しいメニュー や 保護者受けしやすいメニューなど、別メニューを組むことがある。

また、優秀な選手と一緒にプレーする機会を増やし、さぞかし、巧くなるだろう と錯覚させることもある。

つまりは、その時の体験が、通常の状態だとは限らないのだ。

体験に行けば、良い環境に見え、我が子もチーム中心になるだろうと、勘違いしてしまうが、

実際に入部すれば、体験時と異なる扱いを受けることもある。

だからこそ、体験以外、特に試合時の様子など実際に観察する必要がある。

3 チーム移籍は難しい

一旦、どこかのチームに所属すると、よほどの事が無い限り、そのチームが嫌にはならない。

特に、低学年の間は、どのような活動をしたにせよ、楽しいが当たり前だ。

そして、その間に、子供や親同士の人間関係が育まれて、団結が生まれる。

しかし、高学年になると、、、チームにより、選手、育成レベルが全く違う事に気付くが、時すでに遅し。

良質な人間関係が出来ている中、他チームへ移籍するのは、、、人として、、という問題だ。

スクールの魅力

まず、最初に勘違いしないで頂きたいのが、私個人がどこかのスクール関係者でも、金銭を貰っている訳ではないこと。

その上でも、サッカーを始めるのなら、最初はスクールが良いということだ。

スクールの魅力には、

1 縛りが無く自由に活動できる

一旦、どこかのチームに所属すると、人間関係もできるので、他チームには移りにくい

特に、選手登録が始まる4年生以降(一部3年生)であれば、移籍申請など、登録変更が必要でなおさらだ。

また、移籍を繰り返す選手は、地域でも有名になり、人間的にあまり良い評判を生まず、周囲からの信頼も薄れる。

一方、スクールは変わっていく事が当たり前なので、家庭の状況に応じて、いつでも別スクールへ変更することは可能だ。

だからこそ、サッカーを始めるならば、スクールで様子を見ることがおすすめ。

2 特徴に応じて選択できる

スクールには、重視していることが異なるで、選手に何があっているのかを見極めれられる。

また、レベル分けをしている事も多く、地域内で自分の子供がどの程度のレベルなのかを見極めるのにも役立つ。

サッカーが巧く意識が高い選手が集まるスクールもあれば、楽しくスポーツの1つとして取り組むスクールもある。

自分の子供が、どの様なサッカースタイルを好むのか、実力はどの程度なのかを見極めるには、とても有益だ。

だからこそ、サッカーを始めるならば、多数のスクールで子供にあったスタイルを確認することをおすすめする。

3 短期スクールなど、無料体験などイベント利用できる

スクールでは、長期休暇限定、無料体験、1日限定など、イベントを開催することがある。

これらを利用すれば、比較的安価で、各種スクールの体験することが可能だ。

いくつかのスクールを回ると、選手、保護者の サッカーに対する目が養われる。

ユーチューブなどの動画でも確認できるのだが、実際の現場で、自分の子供が体験するのとは違うので、是非、体験して欲しい。

チームの選択

サッカーを始めたい選手は、まずはスクール体験をすること。

極端な例であるが、保護者が直接指導できるのであれば、低学年の間は、スクールだけでも充分だと思う。

スクールで知り合いが増えれば、仲間でチームを作り、低学年の試合などは、自分達で組むことも可能だ。

しかもスクールによっては、スクールでの試合などもある。

こうして、スクールでサッカーに対する 情報を仕入れた上で、チーム選択をする。

チーム選択をするポイントは、普段の活動をチェックすること

先に述べた通り、噂は本当かは、自分の目で確認すること。

できれば、練習、試合、含めて3回は体験しない形で確認した方が良い。

そのうえで、確認するポイントは

1.実際のメイン指導者は誰か

ホームページでは、有名監督の名前があるが、実際のメイン指導は、アルバイトの大学生などの場合もある。

また、その都度、メインスタッフが変更になったり、毎年メインが変わったり、保護者コーチがメインであったりと様々だ。

だれが、メインで指導しているかは、今後のチームの方向性にも繋がるので絶対に確認すべきだ。

どんな方がメインで指導しているかで、今後の練習内容、取り組み方は、ある程度想像できる。

2.指導者が話している時の選手の状況

どれだけ、勉強熱心で知識豊富でも、選手に伝えられなければ、厳しい。

特に、最近は指導法は、ネットを見ればいくらでも勉強できる。

しかし、実際に現場に立ち、子供達に上手く伝えれるかは、、、、指導者の力量にかかっている。

ポイントとしては、

指導者が、「集合」の合図に、全員が直ぐに集まれているか

指導者が、話をしている時に、全員が指導者の目をみているか

この2つだけ見ても、指導者と選手の関係性は分かる。

ただし、これは選手を恐怖で従わせることも可能なので、

指導者と選手が笑顔でスキンシップをしているか も確認する事が大切。

3.控え選手の状況

試合を見学に行ったとき、控え選手が、いつも同じ または 出場機会が少ない。

これは、要注意だ。

自分の子供が主力で戦えるならば、出場機会は多いので、悪くはないだろうが、そうでなければ同じ扱いを受ける。

更には、人数が多い場合は、Bチームの状況を確認すること。

良いチームは、必ずBチームも強い。

そうでなければ、冷静に判断した方が良いだろう。

いずれにしても、Aチームの主力以外の扱いを見れば、チームの状況は判別できる。

チーム状況が悪ければ、選手、保護者の人間関係もあまり良くない事が多いので、お勧めはできない。

4.我が子の実力を想定すること

サッカーが好きな選手には、サッカーが嫌いになって辞めて欲しくないだろう。

サッカーが嫌いになる原因は、2つあり、これらのチームはおすすめできない

我が子の実力を見極めてサッカーが嫌いにならないチームを選択すべきだ。

1.試合に出れない

Aチームの控えなど、試合出場機会に恵まれない事が予測される場合だ。

強豪など、名前に踊らされず、選手に合ったチームを選択して自分の子供が試合に出れるチームを選択した方がよい

2.試合に勝てない

試合に負け続けると、試合が嫌になり、練習が楽しくない、という悪循環に陥る。

これは、チームレベルというよりも、どこと試合をしているかが大切。

自分達のレベル以上のチームとばかり試合をしていると当然、負けが多くなり、逆もしかり。

試合見学で察しはつくので、見学することをおすすめする

まとめ

サッカーを始めるならば、最初は、「スクール」で活動した方が良いだろう。

一旦、チームに所属すると、間違いに気づきにくく、移籍もしにくい。

スクールで適切な情報を精査しながら、チームを選択することをおすすめします。

チーム選びは、強豪など名前に捕らわれず、

今後も、サッカーが好きで子供が楽しく継続できるチームであることが最良です。

最後まで読んで頂き有難うございました。

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