身長の低い両親から、高身長の子供が生まれる事もあるが、確率は極めて低い。
両親が高身長を望んでも、遺伝による影響もあるため、それなりの学習をして育成しなかれば、高身長は難しい。
遺伝により8割以上が確定するのは、身長だけでなく、スポーツ、音楽、数学などもあるそうだ。
ただし、遺伝以外の可能性も0ではないので、成果を望むならば、人とは異なる手法も必要なのかもしれない。
ここで、大切なことは、現状から目を背けずにしっかりと対策を講じること。
これは、サッカーでも、、、というのがテーマ
現状を知る事が大切である
先の通り、身長はほぼ遺伝で決まる。
このため、何の努力もせずとも、高身長な子供がいる。
一方で、両親が低身長でも、身長を伸ばす事を実践したおかげで、高身長を獲得した子供もいる。
バレーボールなどの選手の中には、遺伝で決まる身長より、15~20cmも高くなった選手もいるそうだ。
つまり、何も考えずに過ごせば、遺伝通りに収まってしまうが、
現状を知り、対応をすれば、結果は残せるということです。
生まれ月による選手、チーム実力値の実態
スポーツの能力は、遺伝で8割以上決まるとされているが、、もう1つ大切な要素がある。
それが、、生まれ月。
大人になれば、生まれ月による差は少ないが、中学生までの間は、全ての面で、成長差はでてくる。
一般的に、6年生と5年生で試合すれば、6年生が勝つが、 40歳と、39歳で試合しても、年齢の差はない。
当たり前ですね。
それくらい、小学生の間での生まれつきの差は大きい。
このため、幼少期の段階で、4月~9月までに生まれた子供が多いチームは、6年生になっても体格面での影響は受けにくい。
逆に、早生まれの選手が多いチームは、何らかの対策をとらなければ、結果が出にくくなってしまう。
ちなみに、生まれつきの影響は、チーム内の 選手優劣にも見られる。
生まれ月の影響を受けた選手は、試合に出場する機会が多く、トレセンなどにも選考されやすい。
そして、、、そのまま、プロになりやすいのだろう。
参考までに、ある年のJリーガーの人数分布を見てみると、
4月~6月 506人 (33%)
7月~9月 480人 (31%)
10月~12月 329人 (21%)
1月~3月 226人 (15%)
このように、生まれ月の影響は もろに出てくる。
この傾向は、プロ野球でも同じ
4月~6月 248人 (31%)
7月~9月 236人 (29%)
10月~12月 194人 (24%)
1月~3月 131人 (16%)
ここで、気になるのが、生まれ月により出生率が異なるのでは、、ということだが、、調べてみても、あまり大差なし。
当然、スポーツができる 親が、4月~6月に子供を産み勝ちという、事もないだろう。
とすると、、小学生時代に、体格的に有利な選手達が、試合に出場しやすく、トレセンにも選ばれやすく、これらの経験が活かされて、そのまま、プロになっていくという風に考えた方が自然である。
このため、陸上など、個人競技では、生まれ月の影響を受けないとされている。
例えば、箱根駅伝で走る選手を見ても、、生まれ月の差はない。
このことから、団体スポーツで 勝利至上主義をすると、子供の才能をいかに潰してしまうか、見えてくる。
まとめ
サッカーを始めるにあたり、現状を知り、どう対応していくかは大切な事です。
まず、スポーツ、身長、など、サッカーに必要な能力は、8割以上が 遺伝で決まる。
さらに、団体スポーツに限っては、 生まれ月の影響が その後を左右する。
これらを踏まえた上で、幼少期から どの様に子供を育てていくか、考えてみるのも良いでしょう。
ただ、これらはあくまでも確率であり、気にしないこと、も大成するには、必要な要素なのかもしれないですね
最後まで読んで頂き有難うございました。
下記のバーナーから、サッカーブログサイトへジャンプできます
コメント