子供の頃、川で魚を捕る遊びをした。
魚は、石の裏や草の中に隠れている事が多く、下流に網を設置して、上流からバシャバシャと人手で追い込む。
すると、魚は、追い込まれて 猛スピードで網の中に入っていく。
今回のテーマは、、、追い込んでいく という話。
賢い魚は捕まらない
先の魚の話。
魚が逃げていく下流方向に網をセットして、上流から 人の足で魚を追い込んでいく。
人から逃げる様に、真っすぐに進んだ魚は、当然、網の中で捕まる。
しかし、、逃げる方向を変えれる魚は、、、、捕まらない。
これは、、サッカーでも同じ。
ドリブルをする選手に対して、守備選手は、基本的には片側を切る。
例えば、右サイドでボールを持った選手がいたならば、前方向には行かせても、中には進ませない様にする。
そして、、、真っすぐにすすませて、、、罠の先で ボールをゲットする。
先の網と同じ要領である。
幼少期にスピードだけに頼る選手は、、、網がセットされる前に、駆け抜ける事ができるので、、見た目上は、、ドリブルが通用しているように見える。
しかし、、、カテゴリーが上がるにつれて、、網のセットも速くなるので彼らは通用しない。
なぜなら、、彼らが進むことができるのは、、、直線上の ゴールライン(網)のみであり、
自分が進みたい 逃げる道、 ゴールへは向かえないからだ。
試合でドリブルが通用しなくなる選手は〇〇ができない。
網にかからない為には、、、方向を変える事が必要となる。
サッカーで言えば、、、相手が切っている側に進路を変える事ができないとダメということだ。
先の事例で言えば、真っすぐに直進だけでなく、状況によっては、あえて、左(中)に進路を変える事ができないとダメ。
つまり、、相手が左にいる状況で右に進んだ後、、、左に方向転換する。
これが出来ないと、、相手に捕まる。
では、方向転換するにはどうすれば、良いのか??
これこそが、本当にドリブルを極めた選手がやるべきこと、出来る事なのである。
ドリブルが苦手な選手は、、方向を変えた瞬間に相手と接触してボールを奪われてしまう。
ドリブルが好きな選手は、、必要以上に切り返し、スペースに進めるチャンスを逃す。
パスが得意なチームの選手は、、、くるくる回って、後ろを向いた状態で、パスを出す。
そして、、ドリブルが得意な選手だけが 前を向いた状態で 必要な時に方向転換できる。
攻撃のチャンスで、これらの違いはかなり大きい。
だから、、、ドリブル といっても奥が深いのかもしれない。
まとめ
試合でドリブルが通用しなくなる選手は 方向転換ができない。
つまりは、相手が意図する方向に 泳がされているのは、、ドリブルが得意だとは言えない。
相手が、嫌がる方向(きっている方向)に進めて初めて、ドリブルが得意だということだ。
そして、その状況になり、相手より足が速ければ、ドリブルで突破でき、遅ければ、パスをすればよい。
パサーになるにしても、ドリブラーになるのしても、相手が嫌がる方向に前を向いて進めなければ、優秀な選手になる事は難しいだろう。
最後まで読んで頂き有難うございました。
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