絶滅寸前!センスのあるプレーをする選手が激減している!?

サッカー
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突然ですが、問題です。

あなたが、大切な顧客との打ち合わせに車で向かっている際に、ガソリンがなくなり車が動かなくなりました。

さて、この時、あなたはどうしますか?

A)保険会社に対応してもらうので、顧客には2,3時間遅れる事を伝える。

B)この日の打ち合わせは諦めて、顧客に 打ち合わせ日を変更してもらう。

今回は、この問題がテーマ。

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枠から食み出ない事は不正解?

先の問題、多くの人は、なんとか、打ち合わせに間に合う様な行動をとるだろう。

そのために、まずは 保険会社に連絡して、修理業者の手配を頼む。

通常、直ぐにはきてくれないので、、2,3時間はかかり、そのことを顧客に伝えることになるだろう。

ただ、これは、日本人の考え方らしい。

外国であれば、、通りすがりの車に ガソリンを分けてもらう事を願うそうだ。

すると、、顧客の打ち合わせには間に合う、または遅れても数分程度。

つまりは、問題は2択ではなく、自分なりの考え方 Cを持つ事が大切だということだ。

先の問題なら、

C)通りすがりの車にガソリンを分けてもらい、時間通りに打ち合わせに行く

ということだろう。

これは、サッカーでも同じ

選手達に同類の質問をした時にもでてくる。

会場まで20分だが、自転車がパンクして、練習に間に合わない時どうする?

A)パンクした自転車を押していくので遅れる。

B)パンクした自転車を修理するので、練習は休む

このとき、質問の内容はともかく、答えとして、Cを持っているか?

C)自転車は邪魔にならない近くに置いて、走って練習会場に向かい 通常通り練習する。

など。

これが、サッカーでも 教えられた 「型」から 食み出る自分なりの正解を持てるか ということなのだろう

サッカーの枠から食み出るプレーとは

では、サッカーで決められた型から 食み出るプレーとはどのような事でしょうか

具体例をいくつか考察してみよう。

1)相手を交わすのは右か左

1対1の時に、相手を交わすのは、相手とは逆方向

シュートは、GKの手の届かない両サイド隅

小学生の間は、常に、どちからの選択を押し付けられるが、Cの選択ができる選手は、

1対1の時に、相手の股下を狙う。

PKの時に、相手の真上を狙う。

シュートをする時に、守備に足の間を狙う。

など、違った視点を持つ事ができる。

ただ、最近はこれらについては、Cの選択肢も型として教える傾向にはある。

2)ボールを蹴るのは3か所だけ

ボールを蹴る基本は、甲、内、外 の3か所だけ。

幼い頃から、徹底的にこの3か所が中心。

だが、、、近距離で足を振らずに強力なシュートができるのは、、、つま先。

自分の真後ろにボールを蹴れるのは、かかと。

これら、教えられる事が少ない Cの選択肢を持てる選手は、どれくらいいるのだろうか?

3)ボールがきたら、ファーストタッチが大切

自分にパスが着たら、次のプレーに繋がる場所に止める事。

小学生の間には、常に言われ続ける言葉だ。

この問題に対して、Cの回答を出せる選手は、自分の場所にボールがきても 「さわらない」

つまり、「スルー」をする。

この選択をできる選手は、非常に少ない。

1日、試合会場にいて、スルーする選手を見る事が無い場合さえある。

自分に来たパスは とりあえず、 触る。

自分のドリブルは、とりあえず、触る。

フェイントについても、常に、ボールを触り続ける。

ボールを触らない という 教えられていない 「型」からはみだす選手は 絶滅状態。

まとめ

日本人は、型に嵌った問題を型通りに解きたいのだろうか?

AB問題に対して、自分なりのCの答えを導く選手は 絶滅状態。

最近は、ABC問題として、Cも型に嵌っているだけで、選手自らが C、Dと導く選手を見る機会がすくない。

最も顕著なのが、自分に向かってきたボールへの対処。

「ファーストタッチが大切」

の概念が強すぎて、、「スルー」する思考が少ない。

当然、スルーされて受ける側も、まさか、スルーするとは思ってないので、小学生の試合で スルーしたプレーが完結することは絶滅している

子供の 脳を鍛えるためにも、マニュアル人間にさせないためにも、、、想像力、思考力、、をもっと育ませてもらいたいのものだ。

そこから、子供達の センス は磨かれていくのだと思うのだが、、、

最後まで読んで頂き有難うございました。

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