強豪と言われていたチームだが、いつの間にか、そうではなくなってきた。
このようなチームには、いくつかの傾向があるようだ。
今回のテーマは、こんな話。
衰退するチームの特徴
勝率が高く数々の優勝実績を誇る強豪チーム
誰もが憧れ、所属する人員も多かったが、いつの間にか衰退していく。
このようなチームには、2つの傾向がある。
①監督が交代したとき
jリーグが始まり、サッカーが盛り上がり始めてから30年
当時、4種のクラブ代表監督として、有名であった個性的な監督達も順次引退を迎えてきた。
クラブとして、各コーチが分担して業務を実施しているなら良いのだが、トップダウンで、監督が全業務を熟している場合は、組織体制が大きく変わる。
従来までの監督が、厳しく指導してきたものが、真逆の体制になる。
交流してきた団体の継続した付き合いを無くす、など。
選手達は、有名監督の指導を受けたくて、そこのクラブに所属してきたが、監督不在になると、魅力が半減するのだろう。
このようなクラブは、時代とともに、少しずつ衰退してきたのを目の当たりにした。
これに類似した内容として、同じクラブでも、1つの学年だけ強いクラブ。
これは、その担当指導者のみ、強い影響力をもち、選手が集まり、チームは強くなる。
いずれにしても、クラブ名ではなく、1人の指導者にのみが強い影響力を持つと、その人物が不在になると、一般化するという事だろう。
②時代の変化について行けなかったとき
ひと昔前の強豪チームの指導は、厳しい事が当たり前であった。
監督の指導には、一切口出ししてはならない。
一部チームでは、走り込み中心の根性サッカー、浮いたボールは全て頭で処理など、独特の指導も見られた。
保護者には、一切の意見を受け付けず、嫌なら辞めてもらう。
強豪という名前のもと、選手達が集まり、親子ともども耐え抜く時代であれば、問題なかったのだろう。
だが、今は違う。
親子とも、最新の指導法を求めて、厳しいだけでなく子供達にあったクラブを選択するようになった。
すると、時代の変化についていけないクラブチームは、人数が減少していくのだろう。
これは、ベテラン指導者だけが手腕を握っているチームも、同じような傾向にある。
昔の成功体験に固守するため、若い指導者の意見を聞かない。
当然、保護者、選手達の意見にも耳を貸さないので、少しずつ、人は離れていく。
すると、気が付くと、人数不足で試合ができないチームへと変化していくのだろう。
まとめ
強豪チームから衰退していくチームには特徴がある。
①監督が影響力を持ちすぎている
②時代の変化に対応できなかった
しかし、逆を考えれば、強豪チームへと変化していくことは可能だということだ。
つまりは、「時代の変化に対応できる監督としての魅力を持つこと」なのだろう。
最後まで読んで頂き有難うございました。
下記のバーナーから、サッカーブログサイトへジャンプできます
コメント