マスクが蒸れると息苦しくなる。
水や空気は、通すが、菌だけ通さない 夢のようなマスク、開発されないかな~
欲を言えば、食事もできる、、、。
ワクチン、の方が早い! って言われそうですね。
さて、ブログ。
クリアとは
サッカー経験のある保護者が試合観戦をしていると、
「クリア、クリア」
って言葉をよく耳にします。
クリアとは、相手の攻撃の芽を摘む、効果的な方法である事は間違いありません。
しかし、それは、大人のはなし。
育成段階では、クリアをさせない 3つの理由があるのです。
クリアをさせない3つの理由
1.試合時間の確保
シニアの試合なんかでは、
クリアすると、相手が遠くまでボールを拾いに行く事を あえてさせるチームもあったり、なかったり、、、、
こんな話はどうでもよいのですが、
サッカーの育成段階では、こんな時間はもったいない。
選手同士がマッチアップする時間を沢山持ちたい。
だから、蹴るだけのチームとは、フィジカルトレーニングにこそなるけれど、技術向上を望めないので、極力試合は避けたいと思ってしまう。
クリアは、育成<結果 を重視した段階で切り替えれば良いと思う。
ちなみに、強豪チームで、単純にクリアするのは、皆無 だろう。
2.選手技術のアップ
クリアする場面は、自分の背後にボールが出た、人不足など、ピンチの場面が多いのだが、
クリアできるという事は、自分がボールを触れている状態にある。
なのに、蹴り飛ばすってのは、選手の能力向上の機会を失わせてしまう。
勝利至上主義のチームで、DFをやっている選手は、比較的「クリア」を多用するので、チームが強くても、選手としての能力は上がりずらい。
そもそも、守備という言葉の定義から、チームによって事なるのであるろが、
私が指導してきたのは、守備とは
「ボールを奪って、味方に安全にボールを渡した」
状態の事を指していた。
だから、ボールを触ってながら、蹴り飛ばす(クリア)なんてのは、最悪のパターン。
次に悪いのは、奪ったボールを、即座に奪い返されるパターンで、味方のカバーする時間も稼げてない。
優秀な選手は、ボールを奪い、味方に確実につなげる。
ちなみに、
ポジション関係なく、同じ指導をしたので、どの選手も、別チームでは、トップ下、ボランチも熟せるまでになっている。
ただ、こうなるまでには、監督の我慢、が絶対に必要だと思う。
3.チーム勝利する確率を高める
選手の守備意識(奪って、繋ぐ)が定着すると、当然、自分達でボールを支配する時間が長くなる。
以前のブログにも書いたが、勝つ確率を上げるには、
1.シュートを打たれない
2.相手にボールを渡さない
3.味方コートでプレーしない。
の原則があるが、クリアするという事は、2,3を無視したプレー となり、目先の勝利はできたとしても、トータル的には、勝利確率を下げる事となる。
強豪チームは、守備から組み立てて展開するというのは、このことからも容易に想像できるだろう。
まとめ
いかがでしたか、育成段階ではクリアをさせない3つの理由。
結果 > 育成 となった段階でクリアの指導をすれば、良いのですが、いつの時期から指導していくかはチーム次第です。
私個人的には、
選手達も、クリアと言わなくても、本当にピンチになれば、クリアするのだから、、、、あえて、指導するなら、6年になってからでも充分だと感じる。
サッカー経験のある保護者にも理解頂ければ幸いです。
最後まで読んで頂き有難うございました。
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