1年生からサッカーを始めた選手達で、6年後に全国大会を目指す。
どのように育成していくは、選手状況を確認しながらが基本にあるが、
このようにすすめれば、結果がでているという事をご紹介しています。
参考になれば、幸いです。
1、2年時の課題
まず、1,2年時には、運動能力を上げるのが基本。
そのために、徹底的にボールを触らせる。
手っ取り早いのが、ドリブル。
カテゴリーが上がった時のドリブルでなく、運動能力の向上、ボール感覚を養うために実施するドリブル。
足先だけでなく、頭の先からつま先まで、各部位を細かく意識させる。
個人の練習のやりすぎは、妙な癖がつくので、対人練習や、大人がチェックすることも忘れないこと。
詳細は、下記に記してきた。
3,4年の課題
3,4年になると、ドリブルの基礎ができていると、対人がメインとなり、パス無2対2などで、強度をあげる。
止める動作は、遠い足で、逆方向に。を意識させる。
まだまだ、マーク、パスカットの概念が浅い間に、足元に来たボールを反対側を見て、止める意識を植え付けさせる。
パスは、足元へのパスに拘る。ズレるとすぐにわかるので、確認しやすい。
足元パスが上達すると、少し動きを入れる
参考になるのは、フットサルの戦術にあるので、「エイト」など活用しよう。
詳細は、下記に記してきた。
次の課題
現時点でも、1,2年で実施してきた 基礎の部分は継続してやることは必須。
特に、ドリブルでの1対1、2対2は、ベースになる部分で強度を上げつつ実施継続。
そのうえで、止める、蹴るが、テーマとなる。
過去にも触れたが、最初のパスは、足元へ限定させていた。
これは、出す側はパスがずれてない事を確認することと、受ける側は、反対側を確認してパスを受ける習慣づけをさせるため。
これが、身についた事を前提として、受ける側が動きながら。というのが前回まで。
今回は、パスの出し手がテーマ。
スルーパス
この時期の選手達のシュートは、キーパーの正面ばかり。
となるのは、普段の練習から、蹴るのは、相手に向かって蹴っている事多くはないだろうか?
人間の習性として、普段の行動が試合でも、無意識にでてしまうっていう、一例だろう。
普段の練習で蹴るのは、相手の正面ばかりなので、シュートもキーパーを見ると、正面に蹴ってしまう?
これを解消するのも、今回のテーマとなる、スルーパス。
まずは、練習にて、相手がいない場所に蹴る習慣を身に付けさせる。
一番簡単なのは、走る方向と蹴る方向が垂直となるパス交換。
ある程度、走る選手とのタイミングが慣れてくれば、実践前の練習。
一番簡単なのは、GKとの1対1。
相手の動き、距離間を見ながら、縦パス(シュート)を入れる。
相手との距離が近づきすぎると、パスの幅が狭くなるのが理解できるようになる。
パスを出す位置や、距離間がわかると、実際の試合でスルーパスが出やすい状況を再現した練習をしてから、守備を入れて実践となる。
子供達にとって、相手がいないところに蹴る、パスは、最初戸惑いが生じるが、慣れるまで徹底させる。
ちなみに、試合テーマにスルーパスとすると、パスを出そうと、ドリブルで持ちすぎる事が多く、ドリブル方向とパス方向が一緒になったりもするので、なかなか難しい。練習含めて、一工夫いれるのがポイントとなるだろう。
ワンツー
当然、試合ではスルーパスばかりを狙っていても、そう簡単にはできない。
それだけをテーマにすると、ドリブルで持ちすぎる、、、となってしまうことが多い。
このため、最も簡単なワンツーパスを平行したテーマにすることも多い。
練習としては、1対1で、両サイドにサーバーを入れたり、やり方は無数にある。
1対1、ワンツーともに、ボールを持った状態で、守備選手の背後にいる事は共通しているにも関わらず難易度は、ワンツーの方が低いので、練習でうまくなれば、試合での使い勝手も良い。
ダイレクト
ワンツーではダイレクトは欠かせないが、スルーパスを出す際にも、相手が準備できてない、間を通すにも有効となる。
また、1名の選手が長くボールを保持していると、守備者は、考える時間を長くもてるが、
ダイレクトでボールが回っていると、守備者は、考える時間が短く、対応しにくくなる。
スルーパス、ワンツー、ダイレクト、ともに、グランダー中心のパス回しを徹底していく。
相手が寄せてくれば、パスを出し、引いていれば、ドリブルで運ぶ。
この前段階のパス練習となるので、しっかりとベースを作っておきたい。
まとめ
1,2年で運動能力向上のため、ドリブルを実施し、
3,4年では、止める、蹴る基礎を学び、チームとして、サッカーをするようになる。
今回は、ダイレクトパスをベースにして、スルーパス、ワンツーをしようというのがテーマとしてあげた。
それぞれの詳細は、また別の機会にあげてみます。
最後まで読んで頂き有難うございました。
下記のバーナーから、サッカーブログサイトへジャンプできます
コメント