少年サッカーで試合結果を重視する理由

サッカー
この記事は約4分で読めます。
スポンサーリンク

現在の仕事と同じ内容で、給料が半分になれば、どうだろう?

福利厚生、人間関係、などの職場環境に改善があったとしても、

従来までの想定とは異なる 結果 に納得いかないはず。

我慢して働き続ける人もいるだろうが、チャンスがあれば、転職する人の方が多いだろう。

求めた結果が得られないのであれば、、、いくら内容が良くてもダメだという事例。

では、サッカーではどうだろうか?

DAZN
スポンサーリンク

想定した報酬があってこそ、継続できる

先の事例では、「お金」という報酬を得るために、仕事をしているのであり、

報酬に納得がいかない場合は、いくら内容が良くても、継続できないということ。

しかし、働く人の中には、「お金」よりも「やりがい、楽しさ」を「報酬」として捉える人もいる。

彼らは、「やりがい」が減少すれば、継続する事が難しくなるのだろう。

典型的な事例は、最近問題にもなっている 「やりがい搾取」

お金よりもやりがいを求める人を悪用した 事例の1つだ。

つまり、良い悪いは、別として、継続するには、本人が求める 「報酬」があってこそ ということだ。

少年サッカーでの報酬とは

それでは、少年サッカーで 得られる「報酬」とは何か考えてみる。

試合内容、試合結果、友情、出来る事の喜び、、、

これは、先の仕事同様、それぞれ価値観は異なるのであろう。

個人技術をあげる、サッカーの楽しさを得る、などを「報酬」として捉えるチームは、公式戦などの登録はしていない。

試合は、自分達の力量にあったチームとの対戦のみであったり、スクール同様、試合をしない団体もある。

ダンス、ピアノの習い事同様、あくまでも個人がそれぞれの目標達成を目指し、他人との比較は重視しないのだろう。

それに共感した選手達は、このようなチームに所属する。

最近は、フットサル専門のチームなども、これに値するのかもしれない。

多様な学年が入混じり、選手のレベルに応じた活動をする。

もしかすると、、、従来までは、地元少年団がしていた活動を担っているのかもしれない。

一方で、サッカーを競技と捉えて試合をするチームは、どうだろうか?

一概には言えないが、多くは、、、試合結果を重視している。

やはり、内容が大切という方もいるだろうが、これは、結果があってこそ、後から言える言葉。

常に、全敗しているチームや、強豪チームが負けが多くなると、 やはり、 試合結果となることからも想像はつく。

つまり、ここに所属する多くの選手は、「試合結果」が一番の報酬だと考えているのだろう。

このため、勝てないチームであれば、他に移籍を考えて、負けが続けば、試合を楽しめない。

現在は、フットサルよりも一般チームの方が多く、殆どのチームが公式戦の登録はしているだろう。

しかし、この状態だからこそ、常に、勝敗に拘り、それを 報酬として考えることが多いのではないだろうか

監督も、選手も、勝敗に拘り、相手チームにも、仲間のライバルにも負けたくない、、、

このため、多くのスクールに通い、必要以上のお金をかけ、気づけば、、年間100万円以上。

さらに、お金をかけて教育したのだから後には引けず、中学、高校と、サッカー結果 を追い求める。

その中で得られる事もあるだろうが、選手がその「報酬」を求めていないなら、別の選択肢をするのも良い事だとは思うのだが、、、

サッカー指導者の評価も結果のみ?

従来まで、地元の選手にサッカーの楽しさを教えてきたはずの、本当の街クラブは減少傾向。

一部残っていたチームも、子供達の人数が少なくなってきた事や、地元に通わない選手が多い、移籍が当たり前などの理由で、

多くのチームが、公式戦に登録して、結果を重視する。

これに伴い、多くの指導者たちも、サッカーの結果 に拘る。

というか、、、

拘らなければ、チーム存続できない状態なのだろう。

特に顕著なのが、中学のクラブ。

基本的に、サッカー熱量の高い選手がジュニアユースに進学するのであり、一般的な選手は、学校の部活でサッカーを継続する。

ジュニアユース存続、しいては、自分の存在価値、、、更には、自分の生活を守るためには、、、、

試合に勝利し続ける事が責務なのだろう。

これは、最近の、Jジュニアユースも同じであり、試合結果に直結できる選手を求める。

結果が悪ければ人が集まらず、良ければ、更に人が集まる。

単純な理由だから、仕方ないのかもしれない。

まとめ

少年サッカーで 試合結果を重視するのは、勝利を報酬として感じている 保護者、選手が多いからだろう。

だからこそ、試合をするチームに所属して、

勝てなければ、移籍する。

勝てなければ、楽しくない。

一方で、ダンス、ピアノ同様、サッカーを個人の成長を報酬として感じる 保護者、選手もいる。

彼らは、学年関係なく、レベルに応じた活動をするチーム、1つの目的に拘ったチームに所属して、

必要以上に試合もしない。

どちらが、良いかは、選手、保護者の価値観にもよるだろうが、、

試合が多いわりには、負けばかりで、選手自身が何の喜び(報酬)も感じないのであれば、、

何のためにサッカーを継続しているのか、考えてみても良いのかもしれない。

そして、楽しくない事をダラダラ続けて浪費するよりも、別の楽しみを見つけるのも1つ。

というのが、最近の考え方であり、働き方なのかもしれない。

最後まで読んで頂き有難うございました。

下記のバーナーから、サッカーブログサイトへジャンプできます

にほんブログ村 サッカーブログ 少年サッカーへ

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました