低学年時のトラップの活かし方とは

サッカー
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ファーストタッチは、とても重要です

サッカー指導者なら、認識している事ですが、「ドリブル」と比較すると、紹介する記事が圧倒的に少ない。

ちょっとした、サッカー雑誌にしても、ドリブルは、色んな技が紹介されているのに、ファーストタッチは、少ない。

今回は、このファーストタッチである「止める」をテーマにしてみます。

 

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低学年の「トラップ」の活かし方とは

前回までに、自分からボールが離れていく動作を「蹴る」として、ドリブルも、キックもどちらも同じである。1,2年の間は、運動能力向上を目的として、蹴る(ドリブル)をしっかりやった方が良いと説明をしたが、今回は、これに続き、3,4年の段階の話です。

自分に近づいてくるボールを処理する動作についても、初期段階では、動かずにその場で、ボールを触る練習をするのが望ましい。

具体的には、対面となり、ボールを蹴りあう。

自分に近づいてきたボールを、足の各部位、身体の向き、ありとあらゆる色んな技にチャレンジする。

慣れてくると、少し動きを入れて、止める、運ぶを連動させた練習をするのも良いでしょう。ポイントとしては、自分に近づいてきたボールを触る1歩目から、ドリブルが始まっている事を意識させることで、実際の試合に近い動きとなる。

ユーチューブでも、色んなパス、トラップ練習の組み合わが紹介されているので、取り入れて実践していけば良いでしょう。

団子サッカーから脱却中の場面では、当然、パスは繋がりにくく、練習した 止める行為を試す場面はほぼ出てこない。

しかし、1つだけ「止める」練習成果が表れるのが、相手ゴールキックをカットする場面だ。

この「パスカット」は、次の段階でも重要な部分であり、低学年の間から進めた方が良い。

この段階で、マークする相手と自分がどれだけ距離を離れれば、ボールが奪えるかの経験値を積んでもらう。更には、転がってきたボールに対して、走って近寄り、処理をする能力を培う。ボールを止める瞬間は、止った方が良いと言われることもあるが、これは、選手の状態を見ながら修正していけば良いと思う。

これが、出来る様になれば、次は、ボールを展開するトラップ。一般的は、遠い足で止めるってやつです。試合中、ボールを持った選手は、前が詰まっているので、バスを出すわけで、パスを受けた選手は、ボールを出した側と反対側に展開しなければならない。体を開いたり、反対を見たりってのは、高学年になるとプレスも早く余裕がなくなるので、早い段階から、難しい事を習得しておいた方が良いだろう。3年初期から、横展開してボールがつなげると、高学年に移行しても、試合運びは随分と楽になるでしょう。また、ポイントとしては、遊び感覚で色んな止め方(展開)は教えて置いた方が良い。

 

まとめ

 ドリブルが上達してきた段階で、ファーストタッチを練習させていく。

 ファーストタッチは、ドリブルの1歩目である事が重要であり、ドリブル同様に、多くの情報を与えて、取り組ませるべきである。

 ファーストタッチについて、練習成果を活かしやすいのは、相手ゴールキックのパスカットであり、低学年の間から、相手との駆け引きなども意識させるべきである。

 これが出来るようになると、展開するトラップを教え込み、試合中も矯正的にテーマとして取り組むべし。

 高学年になると、プレス速度も上がりダイレクトプレーも増えてきます。今のうちに、あえて、止める(トラップ)を練習し、試合でもボールを回す(展開)する練習をしていきましょう。

 

最後まで読んで頂き有難うございました。

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