保護者の誤解3選「指導者」「審判」「トレセン」

サッカー
この記事は約4分で読めます。
スポンサーリンク

保護者、選手の立場なら、

「サッカーのコーチ」ってサッカー巧いのやろうと思われるのですが、実は、そうではない事もある。

「審判」って公平に判定しているのだろうと思われるのですが、実は、そうではない事もある。

「トレセン選考」って基準あるのでしょうと思われがちですが、実は、そうではない事もある。

 

今回は、私自身が経験し感じた、上記3つをテーマにしてみたいと思います。

 

DAZN
スポンサーリンク

指導者は、サッカーが巧いとは限らない

 私が所属した団体は、それなりの結果も残しているのですが、指導者になるためには、資格は必要ありません。

おそらく、大半のチームがそうだと思います。

 クラブに認められれば、サッカー未経験者でも、直ぐに指導者になれます。

承認されるかは、サッカー優劣よりも、人間性が重視され、子供と接するのに問題ないかって部分です。

 また、サッカーの指導者免許は、D級であれば、未経験者でも取得可能です。

座学の講習を受けて、ちょっとした実技練習をするだけです。

おそらく、車の運転免許を取れる方なら、誰でも取れるでしょう。

C級は、少し実技の部分も必要になってくるが、サッカー経験者なら、取得可能です。

ちなみに、私も免許取得したのですが、受験費用がとても高い。

高すぎる!その割には、、、

 このように、サッカーの指導者は、誰でもなれるので、

だから、指導者は、 「サッカーが巧い」 とは限らないのです。

 ただ、誤解が無いように付け加えたいのが、「サッカーが巧い」=「指導が良い」 ではないという事です。

 むしろ、サッカー未経験者は、非常に勉強熱心で、固定概念もなく、チャレンジ精神もあるので、優秀な指導者になる確率も高い。

 逆に、指導歴10年以上の指導者や、サッカー実績のある経験者は、成功体験をした「型」があるので、それに当て嵌めやすく、問題となる場合もある。

 指導者を、実技、肩書などで判断せず、自分の子供に合っているかで判断してもらいたいのものです。

 

審判は、公平だとは限らない

 公式戦では、審判資格が必要なのだが、4種で必要な審判の資格は、誰でも取れます。(公式戦以外は、資格は不要)

 資格取得は、実技はなく、1日の講習後に筆記テストをするだけで、講義を聞いていれば、未経験者でも不合格になる事はない。

 このため、公式戦でも、「ペーパードライバー」なる審判員がいるのです。

 審判に不満を漏らすのは、許される事ではないが、経験が少ないので、「誤審(事故)」を起こす事は否めない。

 また、審判は、自チーム以外を担当する事が一般的だが、人間の感情が入る事がある事も否めず、ファールの捕り方で微妙な違いがでたり、点差が開くと、敗者が有利なジャッジをしたりする。

 これらの事を防止するため、決勝などの大事な試合では、審判協会から派遣された審判員が対応する事もあるのだが、こちらの審判員も、どこかのチームに所属されている事が多い。

当然、フェアには判定されているのですが、稀に、そうではない事があるのも事実だ。

 このように、審判も「人間」である事は、理解しなくてはならいない。

 誤解が無いように、補足したいのだが、仮に誤審があったとしても、「審判」がいないと試合ができない事は理解し、審判を敬い、リスペクトする精神だけは忘れてはならない。

 最後に補足。

  公式戦で審判をすると、「謝礼500円~3000円」が貰えるのが一般的だと思っていたが、地域によるらしい。

トレセン選考は優劣の順番だとは限らない

 まず「トレセンコーチ」はすごい指導者だ。

というのは、誤解である。

 先の通り、誰でも取れる免許を所得して、トレセン活動に参加できる時間があれば、トレセン活動に参加できる場合が多いのです。

 現に、私自身も、サッカー実績の何もない学生だった頃、時間だけはあったので、トレセン指導者として活動していた。当時は、トレセンコーチという冠がついたので、調子に乗っていたが、今となっては恥ずかしいばかりです。

 ところで、トレセン指導者になり、活動に参加していると、「選考会」なるものが存在する。

 選考基準は、各指導者が点数化して、多数決で決める事が一般的だと思うが、普段の練習でも見ている事が多いので、上位の選手はほぼ確定している。

 問題になるのは、中間層、ボーダーラインの選手をどのように決めるかだ。

 これは、トレセン活動の在り方、指導者の好みにもよるが、私自身は、「トレセン」は、チーム活動では出来ない活動をする事が目的。

だと思うので、大きな差がない選手層の選定は、チームバランスを考慮して、出来る限り、沢山のチームから「トレセンメンバー」に入ってもらいたいと思う。

 このように、トレセン合否は、単純に優秀な選手を上から順番に決めている訳でない事だけは、確かであり、トレセンコーチの好みで合否がきまるのの事実である。

 だからこそ、トレセンが不合格でも、それほど、落ち込む必要はないとは思う。

 

まとめ

 いかがでしたか

 指導者、審判、トレセン についての話。

 いずれも、人間がやる事であり、「間違い」もあり「好み」もある。

 それぞれの立場をリスペクトして、全てを受け入れる事こそが、選手の成長に繋がると感じます。

このブログが何かのお役に立てば幸いです。

最後まで読んで頂き有難うございました。

下記のバーナーから、サッカーブログサイトへジャンプできます

にほんブログ村 サッカーブログ 少年サッカーへ

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました