強豪になるかの分かれ道!3,4年生の試合とは?

サッカー
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小学6年間で、心も体も飛躍的な成長を遂げます。

学校では、6年間かけて、「読む」「書く」「計算」など社会に出て役立つ基礎を教えてもらいますが、サッカーも同じです。

6年間かけて、サッカーの基礎を学ぶ事が必要です。

小学生に大人と同じサッカーをやらせようとするのは、小学生に「大学入試の問題」を解かせるのと同じです。

成長段階の子供には、その時に応じた事をやらせないと、基礎がないため「入試問題」だけが解ける子供になり、応用が利かなくなるでしょう。

 

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全国で通用するチームを作る準備

 

そこで、6年で全日優勝を目指し、6年間でどのような育成をすれば良いかの経験を記載しています。

補足ですが、全日優勝は、あくまでも1年からの同じメンバーでって事で、優秀な選手が移籍した事でチームが強くなるということではありませんので、あしからず。

 

まず、1,2年では、足元を鍛えようという事で、何度か、私のブログの中でも何度か触れてきました。

足の各部位でボールに触れる事を徹底し、練習、試合でも1対1をとことん実施する。

詳細は、下記のブログを参考にしてほしい。

 1,2年練習パート①

 1,2年練習パート②

足元のコントロールが上達してきたら、止める動作の練習をしようというのが、前回の記事でした。

ゴールキックでのパスカットからスタートして、次は、サイドチェンジ(展開)のトラップです。

詳細は下記のブログを参考にしてほしい。

 3,4年練習パート①

 

前置きが長くなったが、今回が、3,4年生の課題パート② ってとこです。

 

3、4年生の課題パート②

 

1対1(ドリブル)

練習のアップでは、1年生から継続してきた、ドリブル、1対1 を実施し、決して省いてはならない。

特に、1対1は、攻撃の練習として見られがちですが、実は、守備の練習にもとっても効果的なのです。

守備では、抜かれたとしても、追いかける事、身体を当てる事が大事です。

1対1で攻撃の方が優勢になってくると、次の段階。

基本的にはパスなしの2対2を実施する

やり方は、団子サッカーと同じです。

ボールを持った選手は自由だが、味方選手は、ボールを持った選手の後方でカバーをする。

相手チームは、ボールを持った選手対応と、もう1名は、カバーと、もう1名のマーク。

文章にすると、ややこしいが、見かけ上は、普通の2対2.

コートの広さは1対1と同じとするので、結構狭い。

今までの1対1と異なり、カバーの選手にも対応が必要なので、更なるコントロールが必要である事と、試合で生かすための色んなノウハウが入ってくる。

よく、高学年では1対1は通用しないっていうのは、単純な事で、練習でも1対1しかしてないってこと。

試合では、1名抜いても、カバーが入るので、同じ状況の練習をひたすらやれば、高学年でも通用するドリブルは可能だ。

これこそ、ドリブルの目的をどれだけ指導できるかって事で、指導者の資質が問われるところだと思う

私自身がドリブルには、拘ったので、別の機会に触れるとし、今回は割愛する。

長くなったが、要するには、練習でも、1対1(2対2)の勝負は継続するってことだ。

 

止める蹴る

そろそろ、パスってのも教えて行かないとダメになります。

止める動作は、前にも触れたが、展開トラップ(遠い足で止める)が主体となり、試合では、全て足元へのパスに拘る。(この段階では)

ボールを持った選手は、何をしても自由(これは、いつまでたってもそうした方が良いと思う)

コーチが指導するのは、ボールを持たない選手とすれば、ボールを持たない選手が良い位置にいる可能性が高くなり、必然的にパスを選択しやすくなる。

当然だが、勝負できるところは、勝負させるのは、絶対だ。

話はそれたが、この段階の試合で、足元へのパスに拘るのは、パスがずれてないかを確認する意味もある。

スルーパスとか、大きなキックなどは、ズレてても、受ける側が巧ければ、ミスにならない。

この段階でいい加減なキックを覚えてしまうと、、、当然、シュートも、いい加減だ。昔のサッカーみたいに、なんとなく、ゴールの方に蹴るが、ゴールは動いてくれないので入らない。

だからこそ、ターゲットとなる足元へのパスに拘る。

取られそうなら、パスのスピードを上げる、読まれない様にパスをする、など、

相手チームも守備が未熟なこの段階だからこそ、パスの質、ボール1個分に拘るのだ。

 

試合での活用

練習の成果を活かす試合のコツは、自分達より強いチームとは試合をしないこと。

言い方は悪いが、試合の目的は、パス練習であり、守備をする事や、強豪に勝つ事でもない。

そもそも、強豪チームは、この段階では、結果より、内容を求めるのだ。

一番わかりやすいのが、味方チームのゴールキックの時だ。

全日決勝ともなると、GKが大きく蹴るってのが一般的だが、強豪クラブの大半は、この段階では大きく蹴ることはなく、近くのDFへパスをするところから始める。

私の知り合いのチームだが、4年時に大きく蹴る事を徹底し、全国優勝するようなチームにも勝利する事があった。のだが、、、、、6年では、技術の差が顕著となり、足元にも及ばなくなったとさ

要するには、この段階では、結果より内容。

広義でとらえると、小学生の段階では、内容をもっと重視した方が良いかもです。

だから、個人的には4年生からは、まだ公式戦は不要だと思う。

ちなみに、強豪チームは、どことやっても、自分達より相手が劣るので、パスの練習はやりやすい。

一般のチームも、年下相手含めて、自分達がパスの練習になる相手を選んで試合をした方が良いだろう。

 

まとめ

1年時のメンバーで全国優勝するためには、基礎を徹底してやる事がとても大事です。

次のカテゴリーで重視される、戦術などは、基礎ができた事を前提にしているので、今の段階で、止める、蹴る、運ぶは、徹底的に身に着けるべし。

練習した事は、しっかり試合のテーマとして課して、試合の中で生かせているかを確認することも重要です。

まだ言いたい事はあったのですが、次回以降 パート③で記載したいと思います。

最後まで読んで頂き有難うございました。

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