サッカー日本代表対ブラジル戦

サッカー
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「東洋の魔女」と言われた昭和30年代の日本女子バレーボールチーム。

回転レシーブでどんなボールでも落とさずにくらいつく

これを武器に、日本女子は、オリンピックで 金メダルを 獲得する事になる。

それ以降も、女子サッカー、バスケ、など、世界で通用することを証明してきた。

では、サッカーはどうだろう、というのが今回のテーマ

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トップになれない日本代表

サッカー指導者の頃、常に感じていた事は、世界トップを参考にする傾向が強すぎる ということ。

ワールドカップで、欧米が優勝すると、、サッカーはチームプレーが大切

ワールドカップで、南米が優勝すると、、サッカーは個人技術が大切

つねに、世界のトップの物真似ばかりで、日本独自のスタイルを確立しようとはしない。

しかも、、スペインだ、ブラジルだ、ドイツだ、、、、常にいろんな国の良いとこだけを参考にする。

登山で言えば、、関東の山の頂上を目指して8合目まで到達したのに、、関西の山が良いとまた上り始めるようなもの。

それでは、いつまでたっても 1つの山の頂上には辿りつけない、

先の スタイルがある 女子バレーなどとは大きな違いだ。

日本対ブラジル戦

ブラジルは、世界的にも有名なFW選手が中心に 試合展開をするのは、いつものスタイル。

歴代にも、ペレ、ジーコ、ロナウド、ロマーリオ、、、そして今回がネイマール

おそらく、この流れがブラジルに根付き、次のスター選手が発掘され、同じ流れを生んでいるのだろうと感じる。

ここで、注目すべきなのは、、彼らはみんな 点がとれる選手 ということ。

ブラジル選手ではないが、メッシ選手。

彼も テクニックばかりが注目されるが、世界的スターなのは、数年間 得点王になっていること。

日本では、(という表現も好きではないのだが) 一般的に、テクニック ばかりが、重視され、それだけを真似る。

典型的なのが、テクニックあるが点が取れない久保選手が、メッシ選手と同等の評価とされがちな部分

メッシ選手の、本当に重要で真似るべき部分は、得点できる という能力だと思うのだが、、

話はずれてしまったが、、、

南米はテクニックある選手が中心に 点をとる 形が確立されている。

では、、日本は??

ボールを奪った後、広いスペースでパスを繋ぐ部分では、世界的に見てもそれほど 大きな差はないと感じる。

2タッチで、予測通りの展開をしていき、サイドから折り返して 得点をあげる お決まりパターン。

これが、今の日本スタイルなのかも?

ただ、、容易にボールが奪えない、、狭いスペースでの勝負となると、、、防戦一方となる。

だから、、世界1のブラジル戦では、結果的に、 日本の枠内シュートは0

一方、ブラジルのシュートは、多数。

結果的には 0-1であったが、運が悪ければ、、 3点以上の失点を重ねていたかもしれない。

ブラジルとの大きな違い

世界ランキング1位のブラジルとの闘い 0-1 であった

結果だけみると、接戦の様に見えるが、、日本は、シュートさえ打てなかった ともっと酷評しても良いのかもしれない。

全員で守り、今までと同じ様な 繋ぎのサッカー

ここに、、どんな形でも 得点をとる という姿がみえない。

おそらく、日本で最も不足している要素は、、、、この、「得点の意識」

点を取るのみを優先するならば、

小学生のサッカーの様に、全員で守り、前線にスピードある選手を置いて、カウンターをしても良いだろう。

前回のw杯ベルギー戦では、まさにこのような展開で、失点を重ねて敗戦したのだから、、、

逆にブラジル選手は、点を取る意識は高く感じた

まず、彼らは、奇麗な形でパスをしようとはしない。

決まった型で攻撃をしようとはしない。

型よりも結果、ただ、、ゴール、得点を目指す

顕著なのが、前半開始時の ネイマール選手のヒール。

型に嵌ったプレーなら、落として、後ろから ドーン。

だが、誰も予測しなかったパスから、、得点に繋がるシーンになっている。

他にも、単純にサイドにパスを出し折り返す 予想通りの展開でなく、

相手の背後にパスを通し、中央から崩していく、、、

型に嵌ったプレーは少ないので、、得点のバリエーションは、はかりしれない。

型に嵌っているか、そうでないか、、これがブラジルとの違いであり勝てない理由。

逆に、日本が徹底的に 型に嵌ったプレーで 得点をするスタイルを確立するならば、、同じ様なスタイルの選手を集めるべきなのだが、、、

それも中途半端なのが、今の現状。

果たして、今後、格上チームにどうやって得点をとるのだろうか?

そして何よりも、ファンのためには 負けたとしても もっと面白い試合をして欲しいというのが願いである。

まとめ

日本代表戦の試合をみて、今のままならワールドカップ優勝は、夢のまた夢

最も不足しているのは、、日本の得点に関わる部分で スタイルも確率されてないところ。

もしかたら、スタイルを確立しよう と思う事自体が、日本的考えであり、枠にはまっているのかもしれません。

今後、サッカー界からも 大谷選手の様な、サッカー関係者が予測しない 世界を圧巻する選手が排出されるのが、期待したいですね

最後まで読んで頂き有難うございました。

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