プロを目指す選手が把握すべきデータとは

サッカー
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幼少期に、子供が「ケーキ屋さん」に成りたいと言っても、現実味としては実感しないだろう。

しかし、高学年になり、自分の実力値も理解した上で、

「プロサッカー選手になりたい」といったら、どうだろうか?

当然、親としては、応援してあげたい、、半面、不安もある。

そこで、今回は、プロサッカー選手にまつわるデータを調査してみた。

DAZN
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プロを目指す子供達

勉強をすれば、良い学校に進学して、良い企業に就職でき、将来安泰。

となっていた時代では、

子供達の将来を考えて、親は

「遊んでばかりいないで、勉強しなさい」

と良く言ったことでしょう。

しかし、今は、多様な考え方、働き方が、あり、勉強だけすれば、良いとは、限らない。

本気でプロサッカー選手を目指す 親子は、何よりも、サッカーをする。

「サッカー = 勉強」

となっているのだろう。

子供達の 将来を考えて、子供の好きな サッカー中心の生活。

本当にそれで良いのだろうか?

10年後、20年後の事を想定してみよう。

競争社会で生き残るために

では、本人の努力や能力、運など、があり、実際に20歳前後で、プロになれたとしよう。

そこでは、何が待ち受けているのだろう、、、

本当に過酷な競争社会である。

プロと言われる Jリーグのチームは、

J1:20チーム

J2:22チーム

J3:15チーム

ある。

そこでの年代別の分布は下記の通りである。

チーム名40代30代20代10代合計
川崎フロンターレ 918330
横浜F・マリノス横浜 817328
ヴィッセル神戸 1215128
鹿島アントラーズ 520530
名古屋グランパス 1117230
浦和レッズ2617328
サガン鳥栖 720633
アビスパ福岡 1019130
FC東京 1419538
北海道コンサドーレ札幌1420328
サンフレッチェ広島 1315129
セレッソ大阪 1117331
ガンバ大阪 923537
清水エスパルス 1022335
柏レイソル 823132
湘南ベルマーレ 1019534
徳島ヴォルティス 721432
大分トリニータ 1119737
ベガルタ仙台 722231
横浜FC2723335
ジュビロ磐田1818431
京都サンガF.C. 1121133
ヴァンフォーレ甲府1818330
V・ファーレン長崎11215230
FC町田ゼルビア    0
アルビレックス新潟 720229
モンテディオ山形 720229
ジェフユナイテッド千葉 817126
FC琉球 1419134
水戸ホーリーホック1524232
ファジアーノ岡山 1221033
東京ヴェルディ 1317232
ブラウブリッツ秋田 626032
栃木SC    0
レノファ山口FC 921333
大宮アルディージャ    0
ツエーゲン金沢    0
ザスパクサツ群馬    0
SC相模原11021335
愛媛FC11021133
ギラヴァンツ北九州 428032
松本山雅FC 1021334
ロアッソ熊本 424533
いわてグルージャ盛岡 623332
テゲバジャーロ宮崎 1019029
カターレ富山    0
福島ユナイテッドFC    0
FC岐阜 1122033
鹿児島ユナイテッドFC 722231
Y.S.C.C.横浜    0
AC長野パルセイロ 429033
藤枝MYFC 1418133
FC今治    0
ガイナーレ鳥取    0
ヴァンラーレ八戸 423027
アスルクラロ沼津    0
カマタマーレ讃岐    0
合計113939141071425
*2021年12月現在のネット引用データ(調査困難分は削除)

表からも、プロになっている各学年での人数は、

10代では、60名程度

20代では、120名程度

30代では、80名程度

となる。(空欄の部分を平均値で想定している)

都道府県が 47であるので、

プロになれるのは、、、各地域の学年でも、1,2名という試算だ。

単純には、いかないだろうが、、自分の住んでいる都道府県の同学年で ナンバー1の選手

だけが、Jリーガーになれる確率がある。

それくらいの、競争率になるのだろう。

その中での競争、しかも外国選手含めた過酷な競争が、10年以上続くのだ。

しかも、データを単純に分析すると、、、

プロになった選手のうち、1/3 の選手達は、20代で 現役を引退しなければならない。

大学を目指した勉強ならば、トップがダメでも、2番手、3番手と、滑り止め、潰しが利くが、サッカーは滑り止めはない。

2番手、3番手では、プロになれない。

しかも、企業に就職して、ダメなら同業種へ転職は可能だが、、サッカー選手となると、同業種でとなると、一般的には生活は厳しいだろう。

それくらいの、意識を持って、競争心を持って、練習、試合、その他活動をする意気込みが必要だ。

本当にプロを目指すならば、

 競争社会で負けない覚悟を 持って挑むこと

これが、ジュニアの段階から意識しないとプロでは長く続けられないのだろう。

選手生活が終了した後には

先の表のとおり、40代以降も現役で活動できるのは、10~20人程度。

政治家になるよりも、よほど、厳しい狭き門である。

さらに、プロになって 1/3の選手達は、20代で現役を引退しなければならい。

一般的な 30歳前後と言えば、社会人として5年ほどたち、それなりの経験もある。

しかし、サッカーだけ しかしていない選手達は、どうだろうか?

ここで、サッカーを通じて何を学んだか が活かされる。

 ・人とのコミュニケーション能力

 ・考える力、分析力、、

これらを活用して、、、何をするか?

「独立自営」するのか「会社員」になるのか?

プロを目指すのであれば、

 ジュニアの段階から、セカンドキャリアの事も想定して、生きていける力を想定しておいた方が良いだろう。

ちなみに、

 プロサッカー選手は、1学年に 100名~200名程度だが、東京大学は1学年 約3000人

 いかに、プロサッカー選手になるのが、難しい事か分かるだろう。

 しかも、金銭面だけで、将来の事を考えれば、東大を目指した方が有利。

 だからこそ、、目指すべきは、文武両道 なのだろう。

まとめ

高学年になり、本気でプロサッカー選手を目指すならば、現状のデータを把握する事が大切。

現状のデータでは、各学年のプロ選手は、

 10代では、60名程度

 20代では、120名程度

 30代では、80名程度

となっている。

つまり、各都道府県の学年、1,2名程度がプロになれる確率。

Jクラブのジュニアユース、ユースに受かるのは、あくまでも通過点。

プロになるならば、そのチームで1番になる事が必要になる。

その競争の中で勝ち続ける意識がないと、プロになるのは厳しいだろう。

プロになるのは、東大入学より、10倍以上難しい。

しかも、金銭面だけで、将来の事を考えれば、どちらが有利だろうか?

親として、これらデータも踏まえた上で、今後のサッカーについて考えるきっかけになれば幸いです。

個人的には、子供の将来を考えるなら、文武両道。

楽しくサッカーは継続することが良いとは思う。

最後まで読んで頂き有難うございました。

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