最近、テレビでも放送される バスケットの試合。
フットサルに似たところもあり、当然、サッカーに応用できる部分もたくさんある。
参考にできる部分の1つとして、ボールを奪われない技術だ。
バスケットでは、途中ボールを奪うのが難しいので、ボールを失うと、全員がゴール前を固める。
ならば、これをヒントにして、サッカーに取り入れるよう。
では、ブログ。
勝負以外のドリブル
コーンドリブルの練習は、とても上手だが、実践では通用しない。
これは、良くある話だ。
通用しないのは、実践経験が少ない というよりも、コーンドリブルの際に、実践を想定してないからである。
ボールの感覚を掴むため、ボールフィーリングは、準備運動、運動能力を高めるには良いのだが、実践では??
では、実践で通用するためには、どうすれば良いのか?
今回は、実践で役立ちそうな 2つの項目をピックアップしてみよう。
①運ぶドリブルを習得する
相手と正対した時に、フェイントを入れて、相手の逆を行くのは、俊敏性や経験値が必要だろう。
であるー経験の浅い大人が子供と1対1をする時、この形で勝負するのは、とっても困難。
しかし、俊敏性が不足した大人でも、子供にボールを取られずに、行きたい方向に進んでいくのは、比較的容易だ。
その時のポイントは、2つ。
①相手の足が届かない位置にボールを置き続ける。
②相手との距離を計るため、手を上手につかう。
この2つだけで、素人でも、サッカー経験者の子供にボールを奪われることはない。
1つだけ注意だが、フィジカルの差がある。って事が条件だが。
要するには、実践では、相手と勝負する事だけでなく、ボールを運ぶ技術は比較的簡単で、とても大事ということだ。
1対1の練習では、5m四方のピッチ内に、コーンゴールを3か所設置し、全てのコーンゴールを通過し他方が勝利というやり方がある。
練習の注意点として、フィジカル重視のキープではないので、常にボールを動かす事が必要と条件はつけておく。
さらには、できるだけ早く、全てのコーンを通過するなど、条件を厳しくすると難易度もアップする。
この練習にて、ボールを運ぶ、取られない。技術を身に付ける。
試合で活躍できる高学年なら、圧倒的に攻撃選手が有利なので、この状態で、ボールを失うことは、まずない。
取られる選手は、明らかに練習不足か、ボールの置き所が悪い。
つまりは、試合では、全ての選手が、1対1なら、ボールを失わないという状態を作り出しておくと、チームでボールを保持できる時間は長く保てる。
②ドリブルで方向転換を習得する。
ところで、先の練習をした時に、最もボールを奪われる場面は、どこか??
それは、、ターンする時。
つまりは、右から左、またはその逆に行くとき。
試合で言うならば、縦に勝負して、追いつかれそうなので、切り替えしをした時などが想定される。
この時に、ボールを奪われない事こそが、試合でもボールを奪われない状態をつくりだす。
例えば、右足でボールを運び、左側には相手がいる状態。
ここから、反転して左足にボールを持ち換えたい。
このときに、相手の足が届かない位置にボールを置き続けられるか
または、足、身体でボールを隠し続けられるか?
がポイントとなる
方向転換しても、ボールを奪われない技術が身につくと、背後にボールを蹴られたDFが前を向く事が用意になる。
一般的には、背後に蹴られたボールは、Gkに戻し、前を向いた状態でボールを受け直すが、
反転の自身がつけば、自らが反転できるので、バックラインを下げずに、前を向く事ができるのだ。
実践を踏まえて練習法
このように、
運ぶ(キープ)と反転(ターン)ができれば、ドリブル幅はかなり広がり、スピードが無い選手でも、ドリブルを活かす事ができるのだ。
普段のコーンドリブル練習でも、コーンを人、足に見立てて、コーンの置き所を工夫する。
一部、指導者が入り、実際に足を出すポイントを作るなど、
少し工夫をするだけで、単純なコーンドリブルの難易度があがり、実践と直結しやすくなるだろう。
で、試合では、*秒間キープしてからパスをする。
などなどちょっとしたテーマを与えてみても、楽しいかもしれないですね
ただただ、このテーマを与える場合は、力の差がないとダメなので、あえて、下学年と試合をするのもおすすめだ。
注意点
「運ぶ」と「ターン」を覚えると、ボールを失う事がないので、選手達は、試合でこれを繰り返しがちだ。
が、、ここに落とし穴がある。
1対1の勝負をする場面でも、容易にボールを隠そうとするため、後ろを向き、くるくる回る。
つまりは、速攻の場面で勝負をしかけない。。
だから、勝負の1対1の時には、簡単に後ろを向かせない。ことは鉄則。
先にも書いた通り、ボールを失わないのは容易だが、勝負するのは、俊敏性なども必要で、難しい。
難しいからこそ、、、幼い間から、徹底的に叩き込む。
これはとても重要で、一部強豪チームでは、アウトでくるくる回りボールは奪われない。だが、何度も述べるが、これは、大人になってもできるので、幼少期に身に付けておかなければならないことを見失う。
であることから、勝負のドリブル
と同時に、「運ぶ」「ターン」も取り入れるというイメージが必要だろう。
まとめ
ドリブル(手段)には、いくつかの目的がある。
最も直感的なドリブルは、相手と入れ違いになる、勝負の1対1だろう。
これは、幼少期から、長年積み重ねていく必要があるが、今回テーマにしたのは、比較的習得が容易なボールを失わないドリブル技術。
素人保護者でも、子供に勝てる手段であり、是非試してみてもらいたい。
最後まで読んで頂き有難うございました。
下記のバーナーから、サッカーブログサイトへジャンプできます
コメント