プロサッカー選手が、豪快にヘッディングシュートを決めた。
これを真似て、サッカー指導者が、幼児にヘッド練習を頻繁にさせることはないだろう。
なぜなら、10歳までの子供に 頭への強い刺激は 脳へダメージを与えるという事を知っているからだ。
これは、大人と子供は、違うという一例。
これが今回のテーマ
神経系の発達は5歳までに80%が完成する
サッカーで必要な、走る、蹴る、飛ぶ、、、などの神経は、5歳までに80%が完成し、8歳にはほぼ完成します。
このため、8歳までには、「サッカー」を習得させるよりも、「神経を鍛える」ことに重点を置いた方が良いでしょう。
極端な事を言えば、サッカーを始めるのは、9歳からでも遅くはないということです。
つまりは、小学2年生までは、徹底的に 「運動神経を鍛える」 これに費やした方が良いかと感じる。
例えば、この期間に、サッカーでボールを扱う技術だけを磨いたとしよう。
すると、足に繋がる神経回路だけは、良く発達するかもしれない。
しかし、、、体幹、上半身など、他の部分の神経回路は不十分となる。
つまりは、幼いころからサッカーをしてきたのだが、カテゴリーが上がるにつれて、運動能力の高い選手達に抜かれていくのです。
たかが、1,2年早くサッカーを始めるメリットは、長い目で見れば、しれているということ。
急がば回れ。なのかもしれない。
幼少期には、ダンスがお勧め
幼少期には、身体を鍛える為、外で遊ばせたが、神経が発達しなかった。
というのも良くある話。
結局は、「何をしたか?」「どんな動きをしたか?」という事を見逃しているのです。
外で遊んだが、永遠と自転車をこいでいた、ずっと走っていたのなら、同じ動作だけで、神経は鍛えられない。
そこで、お勧めなのが、ダンス。
ダンスにも色んな種類があるだろうが、、身体全身を使い動かせるのが良いでしょう。
ダンスをすることでのメリットは沢山あるが、サッカーと関わりが深い事としては、
柔軟性が鍛えれる
体幹が鍛えられる
リズム感が鍛えられる
と、サッカーの単純な練習では得られないメリットは多い。
さらに、サッカーとは違った仲間が出来る事で、繋がりを増やすメリットもあるだろう。
幼少期の習い事ナンバー1の水泳
幼少期に多い習い事ナンバー1は、水泳でこちらもお勧め。
水泳のメリットは、
風邪をひきにくい身体作り
バランス感覚が養える
水難事故の防止に役立つ
と、サッカー、ダンス以外の特殊なメリットが多いのも特徴です。
サッカーをするにも色んな動きを入れた方が良い
幼少期には、運動神経を鍛えるのが一番であり、サッカーでも同じです。
プロのサッカー選手と同じ様な練習メニューをするよりも、
身体全身を使って、サッカーを好きになる、練習メニューがお勧めです。
例えば、
ドリブル練習の場合は、左右の足だけでなく、もも、かかと、など、遊び感覚で、色んな動きをいれる。
止める、蹴るの練習であっても、立ち止まってから蹴るよりも、動きながらが良いでしょう。
また、ボールの無い動きでも、後ろ向きに走ったり、横に走ったりと、多くの要素を入れる。
さらには、屈んだり、ジャンプしたり、片足立ちをしたり、スキップをしたり、寝そべったり、、、
1つの練習メニューの中に、身体を動かす要素を入れると、子供への受けも良く、能力も上がるので一石二鳥です。
これらは、家庭の中でも、遊びとして親子で実践できるので、無理にスクールに行く事もないでしょう。
まとめ
8歳までに、神経系の発達はほぼ完成します。
その期間に、いかに神経を刺激するかが大切です。
このため、同じ動作のサッカー練習ばかりをするのでなく、他の競技をする事も良いでしょう
特におすすめは、全身運動にもなり、体幹も鍛えられる「ダンス(体操)」
また、幼児の習い事ナンバー1の「水泳」もお勧めです。
サッカーも習い事の1つとして、それだけに特化するのはまだ早い。
この期間には、より多くの刺激を与える事が、最も大切です。
さらには、家族で沢山の思い出をつくること、仲間を作る事も目的として、気軽に実践してみると良いでしょう。
最後まで読んで頂き有難うございました。
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