背番号は大切
選手にとって大切な背番号はどのように決めていますか?
チームによって、監督が決めたり、入団順であったり、作法が決まっている場合もありますが、
折角なので、各選手が自分の好きな番号を付けてもらいたいですよね。
ただ、そうすると、人気番号は、被ってしまうものです。
そこで、今回は、どのように背番号を決めるか参考事例をご紹介します。
背番号の決め方
決め方は、単純です。
サッカーに関わる要素を点数化して、総得点の一番高い選手から順番に好きな番号を選ぶ
好きな番号を付けたい選手達は、課題に向けて努力し、サッカーレベルもアップする。
事前に点数表を配布して、決められた期限で実施するので、平等感もあり、反対意見が出た事がないです。
では、実際に、点数化する要素は、何か記載しておきます。
①50m
小学生のサッカーでは、スピードがかなり影響するので、記録を残します。
厳密には、初速が大事なので、もっと短い距離でも良いのですが、測定誤差が大きくなったり、一般的なタイム比較がやりにくかったりするので、50mを選択。
歴代の記録を残していくと、あの選手は、小学生の頃、これくらいのタイムだったとか比較ができるので面白い。
ちなみに、強豪チームでは、1学年上の平均タイムより早い選手が多数在籍が一般的で、1学年上でもトップクラスが数名いるのも珍しくない。
②1500m
50mと異なり、努力次第で上位は狙えます。
50m順位と1500m順位では、変化があるので、面白い。
熱中症の時期は、避けて記録を取る事が不可欠です。
補足ですが、タイムを伸ばすため、マラソンするのは、お勧めできません。外遊びやミニゲームなど普段の生活の中で、体力向上させるのが良い。難しければ、ドリブルの練習などで体力をつけていく方が、良いとは思う。単純に走るだけってのは、真面目な選手程、足を怪我しやすくなりがち?
③ドリブル
10m程の距離で1~2mの間隔でコーンを配置してのドリブルタイムを競わす。
コーンに当たれば、失格または、タイム加算をするルールを決めて、何度か実施する。
ボールを持たずに走らせた時と、同程度のタイムがでれば、ボールコントロールはかなりうまい。
ちなみに、ドリブル速度が遅い選手は1名抜いたとしても、ボールを離さないと直ぐに、抜かれた選手に追いつかれてしまうので、数名抜きなんてのは困難。
3人抜きの練習を熟せた選手は、学年が上がっても、ドリブルは通用している傾向だ。
④キック
これもめちゃ大事。
どんな蹴り方でも、どれくらい飛ばせるかって事(ホーガン投げみたいなやりかた)
距離目安として
12m:ペナルティーエリア外からシュートが入るかの目安で、届かないと、シュートできるわけがない。
25m:コーナーキックの目安で、届かないと、コーナーキックは蹴れない事になる。4年の段階では、チームで何人いるかがポイント。
⑤リフティング
努力で最も差が大きくなる要素
以前 エアーリフティング の回 で説明したが、回数は、求めない。
ボールがない時の動きを想定すれば、わかるが、何のトレーニングをしているのか、、、
野球でいえば、バッドでリフティングするようなものですよね。
で、点数化するのは、運動能力が上がる要素を盛り込みます。
まとめ
いかがでしたか、背番号の決め方。
ちょっと工夫する事で、一大イベントとなりチームの活性化にもつながります。
点数化する要素としては、シャトルラン、ラダー、トラップ、などなど、チームが大切にしている要素を盛り込めば更に盛り上がります。
また、毎年実施していけば、選手成長の記録にもなるので、実施してみてはいかがでしょうか
最後まで読んで頂き有難うございました。
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