幼少期からドリブル練習を熟し、足元技術は抜群に巧い。
低学年の頃は、チームのエースで将来を有望されていたが、カテゴリーがあがると、、、
このような選手を見かける事があるが、、彼らにはいくつかの共通点がある。
折角、幼少期から技術を磨いたなら、活躍し続けて欲しい事を願い、どうすれば、という事を記載してみます。
足元技術とは
まず、足元技術がある。
とは、かなり意味が広いが、概ね2つに分けることができる。
①自分の思う通りにボールが扱える
この場合は、自分のパターンが決まっていて、それ以外は対応できず、応用ができない場合もある。
同じドリブル練習を繰り返してきた選手のパターンであり、守備選手が突っ込んできてくれる動くコーンである低学年の間は通用するが、守備側が考えを持つようになると、通用しない。
大人相手に1対1をするなど、少し応用をきかした練習をする事で回避できるので、状況に応じてドリブルが出来る様になって欲しい。
また、ドリブルの種類には、いくつかあり、目的に応じて適切なドリブル技術も学ぶべきだろう。
②状況に応じてボールが扱える
この場合は、カテゴリーが上がっても、控えに回る事はすくないだろうが、注意すべき点がいくつかある。
1.自分にあった所属チームを選ぶこと
足元技術があるならば、それを活かせるチームに所属したい。
チームレベルに関わらず、結果を重視するあまり、ドリブルはNGとするチームは避けるべきだろう。
NGとするチームは、ドリブル=勝負のドリブル の様な思考が強く、パスを活かすためにドリブルをする思考が少ない傾向にある。
チーム選びを考えないと、幼少期に身に付けた技術は、泡となり消えてしまう。
2.フィジカル要素を身に付けること。
足元があっても、
蹴る力が劣れば、相手に脅威を与える事ができない。
フィジカルが弱ければ、ファールを貰える可能性があるが、フォワードでしか出場機会が与えられない。
スピードが無ければ、相手を抜ききる力がなく、個人でチャンスを演出できない。
結果的に、足元だけとなれば、中盤でのパサーの役割しか担えないこととなる。
今後も競争率が高いこのポジションを担うなら、徹底的に足元を鍛えるしかないが、フィジカル的な要素がないと、カテゴリーがあがった段階ではつらい。
3.自分のスタイルを確立すること
チームのために、足元技術をどのように生かすかを考えることが必要。
試合は、自分が成長する場でもあるが、チームの勝利に貢献する場でもある。
足元技術を見せびらかせたり、何人抜いたか、どんな技をしたか、だけなら、単なる自己満足で、先に進んでも思考はかわらないだろう。
チームの結果に繋がる、何をしたか、がとても重要。
何点取った。何本アシストした。など、分かりやすい結果を残せるか、数を意識する事は、次のカテゴリーに向けてもとても大切なこと
まとめ
幼少期に足元が巧い選手達には、そのまま成長していってほしい。
そのためには、足元技術を活かせる環境で、チームの結果にどれだけ貢献したか、を意識し続けて欲しい。
結果を出し続ける事こそが、監督の好みがあったとしても、
プロになり、日本代表になり、上のカテゴリーに上がるステップになる事だけは間違いないだろう。
最後まで読んで頂き有難うございました。
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