少年サッカートレセンの心構えとは

サッカー
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大学、高校の入試では、今までの勉強の成果を 得点 という数字で評価される。

そして、点数の高い順番に 合格者が決まり、定員に達すると、それ以降の人は 不合格となる。

実に機械的で、分かりやすいクリアーな仕組みである。

では、サッカーのトレセンはどうだろうか?

というのが、今回のテーマ

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サッカーの評価基準とは

トレセンの合格、不合格を決めるには、選考会に来た選手達に順位を付ける必要がある。

定数が、20名ならば、 1~20番目までは合格 21番目以降は不合格。

ここまでは、先の受験と変りはない。

しかし、受験とは、異なり、サッカーでは容易に点数を付ける事ができない。

受験の様に、皆が同じ問題を解き、決まった1つの回答があり、正解、不正解で点数化される。

これなら、点数化できるが、サッカーはそう簡単ではない。

だからこそ、サッカーの選考は 選考する人の影響が大きく出る。

点数化できなのものは、美男美女のコンテストなども同じ。

何を持って、美男美女とするのか?

目の大きさ? 肌の艶? 性格? 知性? 教養?、、、

人の判断が大きく左右する。

一方で、従来までは選考者の影響を大きく受けていた 歌の世界。

最近は、AIカラオケ判定 などで 点数化されている。

音程、ハモリ、ビブラート、感性、、、など、実に複雑だが、より人間的にはなってきている。

話はそれたが、、

サッカーのトレセン選考は、選考する地域、人によって、評価が全く異なるので、気にしない方が良い。

ある地域では、点数化しようと、リフティング、スピードなど、を組み込むこともあろうだろうし、

また別の地域では、試合だけを見て選考委員が判定することもあろだろうし、

さらに別の地域では、事前に監督推薦、会議で内定が決まっていて、後は長老の意見を取り入れる事もあろうだろうし、、、

良い悪いは、別として、やり方は 無限にある。

だからこそ、評価の基準があいまいで、、なぜ、落選したのか?が分からない。

となるのだろう。

トレセンの意義を尊重する傾向にはある

私自身もトレセンスタッフなどに関わったこともあるのだが、

トレセンでは、各チームの選手達の底上げをしようという概念がある様に感じる。

このため、トレセンの最初の関門になる 地域のトレセンには、チームによる人数制限、つまりは監督推薦が必要になる事が多い。

つまり、最初の地区トレセンでは、チームレベル関係なくほぼ同数程度の 人数で選考会を実施する事になる。

そこで、誰が見ても優秀な選手は、合格するが、多くのボーダーラインの選手達は、チームのバランスにより、選考されることもある。

例えば、 8点以上の選手が 10名、5点前後の選手が、20名いたとしよう。

この場合、10名は合格になるが、残り、10名は、20名の中で 選考委員の話合いで決まる。

これが、一番やっかでブラックゾーンと言われるところ。

まず、チームバランスを考えて、既に合格内に入ってないチームの選手が20名の中にいれば、、合格にされやすい。

次に、選考者のチーム選手がいれば、他の選考委員に良い点をアピールできるので、これまた合格にされやすい。

あとは、ポジションバランスも考慮する事もある、地域のトレセンでも試合をするので、FWばかりでは試合にならず、DFの選手も入れる。

このように、トレセンの合格というのは、、単純に巧い選手を並べて 1から合格としている訳ではないのである。

私がトレセンスタッフであった頃も、、私の意見が通りやすく、、こんなものか、、と実感したのを覚えている。

つまり、チームでトレセン選手を多く合格にしたいならば、 トレセンのスタッフになる事をお勧めする。

ただ、時代は変わり、どこで、隠し撮りされているか分からない昨今では、、より点数化、平等化、透明化になるのだろうとも感じるが、、、

まだ昔の名残があるのも事実である。

このため、一部の全国強豪クラブでは、、トレセン活動は 参加させない って事もあるそうだ。

トレセンよりも強豪クラブの練習の方がレベルが高ければ、、、仕方ないかな?

トレセンに落ちた時に気を付けること

先の通り、トレセンは、美男美女を決める様なもので、人の好みがあり、合否で一喜一憂することはない。

ただ、トレセンに合格した人は、素直に喜び、より上位のトレセンに進める様に務めるべきだろう。

一方で、トレセンに落ちた選手も、気にする事はないが、ここで最も注意したいのが、落ちた時の対応。

落ちたとしても、親子とも 前向きに捉えているならば、いたって問題はないのだが、、、

誰かの責任にしたり、ネガティブ発言が多かったり、いつまでも引きずるのは大きな問題だ。

このとき、親が、同じ様な発言をしてないか??

監督が悪い、練習が悪い、、、、、常に誰かの責任にしていれば、子供も同じく トレセン不合格は誰かの責任となる。

試合に負けた、トレセン落ちた、受験に受からなかった、失恋した、、、

これからの人生、このようなマイナスな事があった時、どうするか??

誰かの責任にすることなく、自分の力で乗り越えらえる人になる事が一番だと思うのだが、

まとめ

少年サッカーのトレセン心構え

サッカーの選手評価は点数化できないので、あてにはならない。

さらに、ポジション、チームバランス、選考者好みもあるので、合格基準は 複雑さは増す傾向にある。

このため、受かった時は、素直に喜べば良いが、落ちた時も、気にする事はない。

多くの人が、なぜ、落ちたか分からない、、と思っているだろうから、、

肝心な部分は、落ちた時の 親子の対応。

今後の 人生、落ち込んだ時に、どの様な傾向にあるか、、参考にしていけば良いかと感じる。

最後まで読んで頂き有難うございました。

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