サッカーではマラソンを避けるべき3つの理由

サッカー
この記事は約5分で読めます。
スポンサーリンク

昭和の部活。

朝練では、学校外周を5km走り、ボールは触らない。

放課後の練習は、下級生がボールを触る事はなく、ひたすら、フィジカルトレーニング。

ようやく、ボールを触れる年代になっても、試合は、蹴って走るがメイン。

「水飲むな」の根性サッカーは、懐かしい思い出だ。

さて、ブログです。

DAZN
スポンサーリンク

走る練習がダメな3つの理由

小学生の段階で、体力を向上させるために、長距離を走る練習 いわゆる マラソンは、必要か?

私、個人的には、NO である。

だから、アップでさえ、単純にグランドを走る事はなく、リフティングしながら走ったり少し工夫をする。

また、個人で体力をつけるために、マラソンをする方もいるが、お勧めはしていない。

理由は、3つある。

①時間がもったいない

確かに、サッカーでは、走る事は、必須である。

だが、「走り方」「走る技術」を学ぶ必要があると考えないだろう。

ならば、何のために、「マラソン」をするのか?

多数の答えは「体力」を向上させるためだ。

つまり、

サッカー には、走れる体力が必要であり、マラソンをする

という事になる。

ここで、私個人的な見解なのだが、1つの手段に対しては、複数の効果が得られた方が効率が良いと考えている。

そこで、体力をつけながら、個人にあった目的を達成すべき手段を探した方が有益だと考える。

体力をつける + α とすると、+αの部分で何を求めるかを考えた方が、時間の浪費には、ならない。

例えば、

α=「継続する力、や、根性をつけたい」なら、先の 「マラソン」

α=「泳げるようになりたい」 なら、「水泳」

α=「友人と楽しみたい」なら、鬼ごっこなどの「外遊び」

そして、αの部分を「サッカーを上達したい」とするならば、マラソンよりも、「皆でサッカーをやり続ける」 ということになる。

仲間がいない場合は、個人でドリブル練習など、負荷がかかる練習をすれば、ということになる。

昭和生まれの私は、毎日が外遊びだったので、マラソンなどをしなくても、体力だけは、あったものだ。

また、今は電動自転車などの普及で傾向は異なるが、坂の多い街に住む選手は、足腰が強いとよく言われていた。

要するには、単純にマラソンだけをするというのは、 体力+根性 なら、理にかなっているが、サッカーが巧くなりたいなら、もっと他の手段を選択した時間の浪費にはならない。

②足を痛める

毎日、サッカーの練習をして、土日は、試合。

更に、体力をつけるために、「マラソン」をする。

なんとも、過酷な日々だろう。

足という人格があったなら、「ブラック企業」として訴えられるレベルだ。

健康体なら気づかないかもしれないが、成長痛などと重なれば、鬱(故障)の日々が続くでしょう。

「水飲むな!」の時代だったなら、根性をつけるために、「走れ、走れ、走れ」ってなったかもしれないが、今は違う。

いかに効率よく、良い体の状態をキープするかっていうのも大事な要素だ。

毎日マラソンをして、頑張っている感じをみせるのは、サラリーマンが残業をしているのと同じ感覚を抱く。

毎日、遅くまで残業をして、お金を稼ぎ、高額な保険代を支払う。そして、、、、いつか、身体を壊す。

昭和の時代なら、「残業」⇒「頑張っている人」⇒「会社に認められる」⇒「給料が高い」⇒「何か(健康、家族、、、)を失う?」

だが、今は違う。

身体をいかに休ませるかが大切。

ストレッチ、クールダウン、、などなど、将来、サッカーで成功したいなら、なおさら。必要。

効率良く、「体力」をつける方法を、サッカーが巧くなる方法を見つけて、空き時間を見つけることが大切だ。

仕事と同じく。

いかに、「時給を高めて」より多くの 費用(メリット)を得られるかを考えた方が良いだろう。

③だらだら走る習慣がつく

サッカーの試合では、全力で走る場面、ゆっくり走る場面、止る場面など、メリハリが大きい。

チャンス、ピンチの場面では、全力で走る事が多いだろうが、目まぐるしく、攻守の切り替えが起こる試合では、ちゃんと走れているか?

ボールを失った瞬間に、全力でボールを奪い返しに戻れてるか?

これは、とても大事な事。

大人のサッカーでは、ゆっくりした時間帯があるので、選手達もそれに習う事が多い。

前線ではプレスをかけない?

ボールを大事に回し、取られない(チャレンジしない)を優先?

数的優位をつくるまで、組み立てる?

誰かが、チャレンジして、ボールロストすると、「犯人」扱いだ。

これって、本当に育成年代のサッカーなのだろうか?と疑問に思う事がある。

子供達のサッカーは、時間も短いので、バスケット、フットサルの様に、もっと、チャレンジして、攻守の切り替えが多くても良いと思う。

大人の勝手な思い込み(体力限界)で、選手可能性に線を引いてしまっているのは、払拭すべきだ。

20分間、全力で走る(スプリント)の回数を増やす。

限界になれば、選手を交代すれば良いだけだが、チーム、個人としては、最初から、20分間に備えた戦い方を想定するので、限界までは動かせない。

だから、、、、選手の限界は超えていかない。。。

つまりは、全力で走らない、体力走(マラソン)をしても、意味がなく。

試合でも、マラソンと同じ走りをしてしまいがちで、だらだら、、、、、トップスピードで走れない。

というより、走らない習慣(癖)ができている。

全力での30m走を、何本できたか、の方大切だと思う

まとめ

私個人的には、サッカーが巧くなるために、マラソンをする事は、お勧めできません。

時間的にも、身体的にも、試合感覚的にも、大きな効果は得られず、同じ走るなら、全力走に近い形で実施した方がメリットはあると考えてます。

ただ、根性をつけたい、有酸素運動をしたい、脳を活性化させたい、など、別の目的があるなら、マラソンは効果的。

私自身も、健康維持のため、テレビを見ながら、定期的にジムでマラソンをしています。

要するには、効果や意味も考えずに、単純に マラソン するのは、避けた方が良いという事です。

最後まで読んで頂き有難うございました。

下記のバーナーから、サッカーブログサイトへジャンプできます

にほんブログ村 サッカーブログ 少年サッカーへ

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました