皆様、いつも応援有難う御座います。
趣味でブログを開始して1か月が経ちましたが、沢山の方に読んで頂いているので、継続の励みとなっています。
指導者の頃は、ブログを書く時間はなく、関係者にも影響があるので記載できなかったのですが、今は気楽に思うがままに綴ってます。
これからも、宜しくお願いします。
試合での「判断」の基準とは、
さて、今回のテーマは、サッカーで最も重要な要素「判断」が、ちゃんとできているか、について考察した結果を報告します。
まず、サッカーでいう個人の判断とは、物理単位(1,2,3,、)である各項目について、どれだけ、引き出しを持っていて、その中から、どれを選び行動できるかって事となります。
選択肢(物理単位)の要素として
1.動作: ドリブル、トラップ、ダイレクト、フェイント、、、、など
2.方向: 右、左、前、後ろ、斜め、上、下、、、、など
3.時間: 0.1s後、1秒後、10秒後、、、、など
4.速度:
5.強さ:
6.、、、、、
物理単位ってなった瞬間に、読むの辞められそうですが、、、
単純には、
①多くの選択肢を持つ事 ⇒ ②最適な事象を選ぶこと ⇒ ③行動に移す事
となりますよね。
判断の何が出来ないかを見極める
ここで、判断のポイントとなるのが、選手達が、①②③のうち、どこでつまずくかという事をです。
少なくとも、結果③だけを見て、判断が悪い!とはならない様にしたいものです。
では、解説。
③がダメな場合
①10個の選択肢があった ⇒ ②1個の選択肢を選んだ ⇒ ③行動に移すのが遅かった(行動できなかった)
典型的な、頭がいいけど、運動が苦手なタイプです。基本的には、動作が遅いので、ドリブル、1対1などでつまずく事が多いです。
判断は、できているので、運動能力に磨きをかける方が良い。
概ね、Bチームの選手に見られる傾向で、大器晩成タイプです。
②がダメな場合
①10個の選択肢があった ⇒ ②間違った選択をした ⇒ ③行動できた。
これは、優秀な選手のパターンです。何が優秀かというと、どのポジションでもそつなくこなせるって事。
ポジション経験が浅いので、判断を間違いやすい。対戦相手が今までにないタイプなので、判断を誤ったなど。
このタイプの場合は、試合経験を積ませれば、どんどん伸びていくので、将来有望です。
①がダメな場合
①選択肢がなかった ⇒ ②スルー ⇒ ③素早く行動に移せた
運動能力が高く、aチームに在籍しているが、大半の選手がこれにあたる。
選択肢を持てているかの確認方法
では、前頁の①②③を確認する一例を紹介します。
後出しジャンケンをする(③を確認する)
1対1や、ドリブル速度を見れば、直ぐにわかります。
また、アジリティーの練習で判断するのも良いのですが、折角なので、別の方法を紹介。
ジャンケンをして、後出しして、「勝」または「負」って事。
脳が判断して、身体が素早く行動できてますか???
年を取ると難しく、子供にまた抜きされるのも納得できる。
ポジションを変える事(②を確認する)
同じポジションばかりだと、自分の経験則から行動に移す為、能力の高い選手はそれなりに熟すので、ちゃんと判断しているのかは分かりにくい。
そこで、右、左、前、後ろなど、ポジションを変えてみると、直ぐにわかる。
右で止めた方が良い場面を、左で止めたり、、、、などなど。
違うポジションで何度も失敗を繰り返すのは、選択肢が少ないタイプ
ある程度そつなくこなせる選手は、経験不足のタイプ。
実際の経験談として、同じメンバーでも、ポジションをずらすと、試合の内容、結果ともに大きく変わってしまった事がある。
まだまだ、「判断」の指導ができてなかったな~と猛省した。
逆に、同じポジションで経験値を上げさせていかないと、経験即での選択肢は増えていかない事も認識した瞬間でした。
オフザピッチの行動(①を確認する)
以前も述べたが、サッカー指導で携われるのは、僅かな時間です。
常日頃から、頭を使い考える習慣を身に着ける事がとっても大事。
試合後に、失点した原因を選手達に考えさせたり、作戦ボードを使い、選手達が自ら考える事。
この時こそ、ピッチを俯瞰で見る事となり、自分のポジション外も、こうすればという様に見えてくる。
「判断」が出来ない選手は、退屈そうにしてますが、、、、、勉強と同じで、ある程度、直ぐ分かる。
まとめ
さて、今回は、「判断」について、記載しました。
私の個人的な経験と意見万歳ですが、少しでもお役に立てれば幸いです。
自分が、未だに指導者だったなら、文章も下手だし、ブログに書く事は絶対になかったな~~~
では、また次回お願いします。
最後まで読んで頂き有難うございました。
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