読書の皆様、いつも有難うございます。
少しずつ、暑くなってきていますが、体調はいかがでしょうか
私は、暑くて寝つきが悪くなり、そろそろ、扇風機でも出そうかと思案しているところです。
さて、今回は、低学年では、みんなが通る「団子サッカー」をテーマにしてみます。
団子サッカーの2つのメリット
サッカー経験者は、低学年のだんごサッカーは、ダメだ。
もっと広げないと。
もっと周りを見ないと。
もっと判断しないと。
いつまでも子供のサッカーじゃダメ。
などなど、批判的な意見が大半ではないでしょうか?
しかし、低学年の団子サッカーには、たくさんのメリットがあるのです。
①フィジカル、メンタル強化
まず、最初のメリットは、「おしくらまんじゅう効果」です。(勝手に名付けてますが、、、)
団子の中では、身体の接触は不可欠です。
低学年では、接触のやり方を教えたところで、効果は見られませんが、単純に、闘争心「戦う」基本的な部分を学びます。
足を蹴られる事もあり、転がされる事もあるが、それでも、立ち上がり、勝負に挑む。
本当に、スポーツの「心」「身体」の部分を学んでもらいます。
初めてのお子さんの場合は、子供が心配でたまらない、かもしれないですがね。
「殴り合いの喧嘩」はダメなので、スポーツの中での、ぶつかり稽古です。
強豪チームの中では、高学年アップで、相撲を取り組ませるところもありますからね。
将来のためにも、闘争心(負けない心)って大事ですよ。
②テクニック強化
基本的に、低学年の団子サッカーの段階では、相手守備も、単純に足を出してくれます。
これを利用する手はないのです。
そう。相手は、動くマーカーなのです。
日頃、マーカーで練習しているドリブルが、どこまで通用するかを確認するのです。
仮に、ボールを奪われても、直ぐにボールを奪い返せます。
カテゴリーがあがれば、チームとして戦うので、ドリブル一辺倒は認められにくいですが、この時期なら大丈夫です。
そして、試合では、最後部(DF)に位置した方が、とても練習になります。
というより、ボールを持った選手は、パスをしなくて良いって決めごとにしてあげると、ラグビーの様に、ボールを持った選手より前には選手がいない。
奪われたら、ボールより後ろに帰る。ただ、それだけ。
ちなみに、高学年でもドリブルに特化した最強チームがあった。
このチームも、同じく、ドリブル選手の前には殆ど選手がいない。
彼らが4年生で他県のトップチーム6年生と試合をした時、4年生が勝利した光景を見たことがある。
典型的なドリブル練習だな~と感心したものです。
団子サッカーを辞める時期
先に記載した通り、ドリブルに特化したチームは、6年でも、ジュニアユースでも、ユースでも、団子に近い状態のサッカーをしています。
試合では、ボールを取られても、団子の中なので、相手が密集に慣れてないと、容易にボールを取り返す事ができ、団子のまま、相手ゴールに向かう事ができます。
ただ、ボールを奪われて、バックパス、横展開ってされると、たちまち失点し、試合で勝利する事は、難しくなります。
一般的には、横展開をやり始めるのは、3,4年生からなので、それを目安にしても良いかと。
ただし、サッカーの低年齢化が進み、1年生でドリブルをマスターしているチームでは、そのころから展開をし始めてます。
どこで切り替えるかは、試合の内容を見ながら、と、チームの方針で決めて行けば、良いかと思います。
まとめ
練習でドリブルを徹底的にやっているチームなら「団子」サッカーはお勧めです。
まさに、練習したことを、試合で試す。
それをいつまでやるかは、チーム方針次第です。
周りと比べるのでなく、チーム独自で方針を決めて行く事をお勧めします。
このブログが参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂き有難うございました。
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