ゴールキーパーの重要性
サッカーで最も重要なポジションといっても過言でないのがGKです。
彼らの活躍次第では、試合で負ける事はありません。
そんな大切なゴールキーパー選手の現状を理解する事も、サッカーに携わる人の役割だと思い、今回のテーマにしました。
ゴールキーパーの実情7選
キーパーが抱える苦悩をしれば、容易にGKを頼む事もなく、GKへのリスペクトも増えることでしょう。
チーム全員で共有し、GK選手に敬意を払ってもらいたいのが今回の狙いです。
では、実情7選。
①フィールドへの憧れを捨てる事
小学生時代に、GKがやりたくて、サッカーを始めた選手は、殆どいないと思います。
みんな、「ゴールしたい!」「アシストしたい!」憧れを持ち、サッカーを始めるのが一般的です。
当然、保護者も、子供の夢を実現させるため、練習に付き合ったり、スクールに通ったりと子供のサポートを行います。
そこで、低学年の間は、順番にGK役を担い、みんなが、「ゴール」できる環境が整いがちとなります。
しかし、高学年になると、チームのために専属でGkを任せる必要があり、誰かがそれを担います。
GKについた選手は、自分の意思とは無関係に、チームのために、フィールドの憧れを捨て、ポジションについている事を理解しなければなりません。
「チームのために」GKを担っている選手は、そんな優しい心の持ち主だという事を忘れてはいけません。
②ミスが許されない
一般的に、FWがシュートをミスすると、「ドンマイ!」「ナイスシュート!」と仲間から声をかけてもらえますが、
GKに対しては、どうでしょうか?
キャッチミスをし、失点して、負けた時、異様な空気が流れていませんか?
FW選手と同じ様に、「気にするな!」「大丈夫、FWが得点するからな!」 など、ポジティブな声をかけてもらいたいものです。
ポジションによる声かけの差別はあってはならないものですよね。
③荷物が多い
フィールド選手は、ユニフォーム、スパイク、レガースの3点セットが必要ですが、
GK選手は、それに加えて、膝ガード、グローブも必要で、ユニホームは全て長袖となり、荷物がかさみます。
さらに、フィールド出場の可能性もあるのなら、その分が荷物として増し、他選手の2倍の荷物となっています。
他の選手は気づかない事ですが、荷物が多く、重たいって事は理解してあげて欲しいですね。
④費用がかかる
Gkのグローブは、意外と直ぐにダメになります。
練習用と試合用に分けて、使っていても、直ぐにボロボロになるので、その都度買い替える。
練習服も、泥だらけは当たり前で、破れた場合は、買い替えが発生する。
専属コーチがいないチームでは、気づかれてない事が多いですが、個人購入している場合が多く、家計負担になってます。
グローブは、チーム備品の1つと考えるのも、得策かもしれないですね。
⑤休めない
フィールド選手は、変わりはいるけれど、GK選手は、変わりがきかない。
特に、背番号を登録している公式戦では、GKユニフォームを作っているので、他の選手では、許されない場合が多い。
一部地区では、ビブスで対応を許される場合もあるが、厳しい地区もあるので、変わりがいない。
それが分かっているので、簡単に、休めないのでだ。
⑥保護者の苦悩
ミスが無くて当たり前だと思われているポジションにあって、
選手のミスで敗戦すると、「申し訳ない気持ちで」いっぱいになる。
常にスポットライトを浴びやすい攻撃選手と異なり、GKは、地味なポジションで、活躍する場が少ない。
常に試合出場しているが、殆ど、ボールに触らなかったという事も多々ある。
そんな、選手を陰ながら支える 保護者には、敬意を払いたい。
⑦GKの運動能力
GKは、フィールドをさせても、優秀な選手が多いのも事実です。
強豪チームのGKは、中学になると、フィールドのトレセンなんてのも珍しくない話です。
それが分かっている指導者は、ただ背が高いだけ、フィールドが出来ない選手をGKにあてがう事は決してありません。
チームの命運をかけるGKは、監督が信頼を置いているからこそ、任せられるポジションです。
まとめ
いかがでしたか、GKの話。
チームとして、結果を残すには、優秀なGKが不可欠です。
みんなが、GKの苦悩を知る事で、チーム力がアップするヒントになる事を期待しています。
最後まで読んで頂き有難うございました。
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