何事も、基礎が最も大事です。
立派な家を建てても、基礎がグラグラでは倒壊してしまいます。
サッカーも、同じ事、今回は、そんなブログです。
練習を頑張ろう
今年のGWは、コロナの影響で大きな大会も中止だったそうですね。
今のうちに、他チームと差をつける練習をしましょう!
ということで、前回に続き、「全国大会を目指すチーム」を前提とした練習について考えよう!
今回は、1,2年生の練習についてだ。
う~~~ん、まだまだ先長いぞ!って声が聞こえてきそうですが、、、、
でも、この間に何をするかっても実は実は、とっても重要!!!
サッカーの定義
では、本題に入る前に、サッカーでボールを扱うのは、自分にボールが向かってくる(止める)行為、と、自分からボールが離れる(蹴る)行為の2つに分かれる。
あれれ、、「運ぶ」が抜けてるぞって思われる方もいるかと思いますが、蹴ったボールに次、誰も触らないと運ぶになる。
一般的には、1mの範囲でボールを蹴る行為をドリブル と言われ、それ以上は、パスと言われるが、長くボールを蹴って走るドリブルもあれば、スイッチのようなパスもある。
自分からボールが離れるのを「蹴る」と理解したい。
同様に、止めるも同じ、足元で止めるのか、極端には10m先で止めるのか、いずれも自分に向かってくるボールを処理する事として、いずれも、「止める」である。
しつこいようだが。
止める:自分に向かってくるボールの処理
蹴る:自分から遠ざかっていくボールの処理
と、便宜上、理解して頂きたい。
更に詳細は、また別の機会で触れてみます。
1,2年生では、何が必要か?
個人練習
サッカーを始めたばかりの子供、技術が卓越した子供を同じ土俵にあげる事はできないが、一番最初にすべきなのは、「蹴る」である。
まずは、小さく蹴る事、一般的にドリブルってやつです。
今では、色んなユーチューブがあり、片足だけが良い、だの、へんな癖がつくやり方はダメ、顔をあげないと、、、などなど、大人を想定した事が沢山言われるが、、1、2年生で始めるドリブルの目的は何かを考えれば、答えは分かる!
そう。運動能力を高めよう!
ってことだ、ついでに、足にボールの刺激を与えるって事。
色んな動画見て、物まねばかりも良いのだが、触る足、身体の向き、進む方向、立足、触った次の足、、、など、要素を盛り込んで、マトリックスを作り、全てのドリブルを行うとぬけが無い!
大変だ~~~ その通り!
色んな動きをさせて運動能力を高めるのだ。
でも、意外と子供は、半年もあれば、できてしまうので、びっくり!!ですよ。
これが、結局、次のステップでは、ラダーってやつになるのですからね。
極論ですが、サッカーせずとも、ダンスなど、他でも良い!!とも思う。
まとめると。蹴る(ドリブル)練習は、
触る足:サイド、アウト、足裏 (他は、後でもよし)
体の向きと進む方向:ボールを前において(前後左右に進む) ボールを横において(前後左右に進む) (ボールを後ろに置くのは難しい)
これを基準にして、あとは、組み合わせる。例えば、サイド→アウト、とか、アウト→アウト とか、、これで3~4カ月くらいかな~
少しずつ上達してきたら、あきてくるので、、ボールの蹴る立足を深くしたり、浅くしたり、真横に置いたり、、、、バリエーション加えて、楽しく取り組むべし!
ふと、思い出したことがある、ドリブルは利き足だけで充分とした選手。
確かに、FWだけなら良いが、守備の時には、逆足を出す習慣がないと、いざっていうとき困りますよ!同じ理屈で、踏み込みは深くってのも同様。
浅い踏み込みも必要!話はそれたが、色んな動きをする、しつこい様だが、この時期のドリブルの目的は運動能力向上!
各部位に刺激を与えて脳を活性化させる!
よく高学年になると、アップでおにごっこをやるが、ま~それに近い。楽しく、飽きずにボールに触る。
これら、ドリブルは完璧!!ってなったら、確認として、1蹴りが大きいコーンドリブルができるか で判断する。
細かいタッチでは ごまかされていた、部分がより鮮明になる。
これら、練習は、練習時間の1/3程度でも良いかと思う。ただ、自主練でやってる選手が多い場合は、1/4などチーム事情にもよるが、、
対人練習
次の1/3は、対人練習である。
最初にアップがてら、大人が足を出しかわす、などトレーニングをしたのち。
1対1を徹底してやる。
幼少期は、まだまだ集中力がないので、待つ時間が多い、毎回同じ1対1は、NGだ。
ゴールの場所を変えたり、方向を変えたり、ボールを出す位置を変えたり、待つ体制を変えたり、、、、先のドリブル同様、マトリックスを作り組み合わせを考慮すれば、やり方は、無限大。
学年が上がれば、1対1の目的は多数でてくるが、今の段階は、前を向いて勝負あるのみ。団子サッカーで、守備力も低い、相手は動くコーン。
この段階でドリブル練習をしないと、今後、練習する機会は限られる。
一部高校は、いまだドリブル主体のようだが、、、とにかく、ドリブル、1対1。
とことんこだわる。
子供同士の1対1の合間に、大人がチェックすることも必要だ。
何をするか??
9割の選手は、最初から進む方向を決めている(相手がどう行こうが、、)
なので、あえて、大人の守備者があえて左に行かせようとしても、ぶつかる右にくるってわけだ。
ただ、1割は、大人の状況をみてその場で状況判断し、対応する、
将来的にもボールを取られないのは、この1割の選手だ。だから、この練習は不可欠。
次回に向けて
最後の1/3の練習は、また次回にするが、1つだけ付け加える。
これらは、1、2年の練習としたが、3,4年からサッカーを始めた場合は、個人練習でここから始めても全く問題なく、将来活躍できる事は充分だが、この過程を抜くと、、、
では、また次回。
最後まで読んで頂き有難うございました。
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