20年以上、少年サッカー指導者を経験し、3度の全国大会にも貢献させて頂いた
サッカー指導は、充分やりきり、次の目標に向け奮闘中です。
ただ、今現在、サッカーを頑張ってる、悩んでいる方々の参考になれば、と思い、経験したことを綴ってみます。
目的は、立場により異なる
まず、最初に理解すべきことは、選手、保護者、指導者 いずれも、経験した私は、
各立場で考えるべきこと、役割が違うって事を理解しないとダメだと感じます。
サッカーをする目的は何か?
それぞれの立場で考えるべきです。
当然、3者3様である事は、当たり前!
ここで揉めるのは、3者の考え方を合わせようとするからであり、それぞれの立場を認め、理解しあう事が重用です。
以上を前提に、今回は、保護者の方に向けたアドバイスを記載してみます。
サッカーの目的は?
サッカーをさせる目的は何でしょうか?
プロを目指すなら
プロになって欲しいなら、素質が無いと難しいです。
私自身、日本代表になった選手を幼少期からみてきたが、素質があります。
絶対条件は、足が速いことで、学年でもトップクラスでないとダメ。
プロになれば、足が遅くても大丈夫と言われるが、最低限、学年でトップクラスではないとダメでしょう。
あとは、どのスポーツでもそうだが、生まれ月がとても重要です。
私の統計では、トレセンに選ばれる選手は、
4月~6月生まれ 4割
7月~9月生まれ 3割
10月~12月 2割
1月~3月 1割
トレセンの4.3.2.1の法則と勝手に名付けていますが、、、
幼少期の数カ月の差は大きく、当然、試合には、能力の高い選手が優先的に出場し、経験値も高くなる。
上記の通り、プロを目指すなら、生まれ月が有利など、何らかの素質や優位性が無いと難しいことは、理解するべきです。
心の成長を目指すなら
では、プロになる以外の目的は、どうだろうでしょうか?
私自身、選手、保護者には、勝利至上主義として冷酷に映っていただろうが、
私が求めていたものは、トップを目指す精神を鍛える事。
古くさい言葉かもしれないが、心技体 の心の部分である。
目の前の事を全力を尽くし、成功体験を味わった選手は、今後の人生でも大きな強みとなるはず。
現に、全国大会に出場したメンバー達、大人になって再開すると、プロスポーツ選手、経営者、難関職業などなど、その道の一流になっていました。
先に述べた通り、サッカーで一流になるには、素質がないとダメですが、ここで得た経験を活かし、自分の別の才能を開花させるには、サッカーでトップを目指す事は非常に貴重になります。
勘違いしないでほしいのが、サッカーレベルは関係なく、目の前に事を一生懸命頑張るという事です。
楽しければ良いだけなら
最後に楽しくサッカーができれば良い。
友達と一緒に過ごせるのが良い。
私自身、子供の時にサッカーをする目的がこれでした。
実際、当時のことを思い出してみても、嫌だった記憶は1つもありません。
が、、頑張った。最高に楽しかった、悔しかったなど、喜怒哀楽の部分は非常に薄く、思い出も薄い。時間つぶし、運動になる程度の目的ならちょうどよいが、あまりお勧めはできない目的です。
まとめ
サッカーを通じて、目の前の事を頑張り、やればできる事を経験し、今後の人生に役立ててほしい!
ってことが、保護者のサッカーを習わす目的であって欲しいと感じます。
そのために、チームを移籍したり、補欠でもチームを継続したり、してもかまない。
要するに、目的は何かを保護者としてしっかり持つ事が重用です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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