中学サッカーに向けて、選手に要求される能力とは?

サッカー
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自然界での3すくみとは、

ヘビは、ナメクジ に勝てず

ナメクジは、カエル に勝てず

カエルは、ヘビ に勝てず

という有名な話ですね。

今回のテーマは、そんな話。

DAZN
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少年サッカーでの3すくみを理解しよう

先の3すくみの話は、少年サッカーの試合でも良くみられる。

3つのチーム状態は、それぞれ下記の通りとしよう。

・フィジカル主体の「一般の大人」チーム「グー」

・テクニック主体の「4年生の選抜」チーム「チョキ」

・チームワーク主体の「一般の6年生」チーム「パー」

そして、それぞれが対戦した時を想定してみる。

フィジカル(グー) vs テクニック(チョキ)

上手な4年生であっても、当然ながら大人のパワー、スピード、には太刀打ちできない。

最も顕著なのは、シュートの場面。

大人げないプレー連発では、当然、大人勝利となる。

テクニック(チョキ) vs チームワーク(パー)

大人には勝利できなかった 4年生選抜であるが、フィジカル差の少ない6年生との試合となれば、様子は違う。

個人のテクニックを活かし、2学年上でも勝利する事は珍しくない。

チームワーク(パー) vs フィジカル(グー)

4年選抜に勝利できずとも、フィジカル的に大人に近づいてきた6年生であれば、チームワークを活かし、大人に勝利できる。

卒業段階では、大人VS卒団生 の試合になると、、ほぼ、一般の大人は勝てない。

上記は、分かりやすい事例として極端にあげたが、

これらは、同学年同士の対戦でも見られる。

テクニックチームは、フィジカルチームの、パワー、スピードに負ける。

フィジカルチームは、チームワークチームの、パス回し、戦術に負ける。

チームワークチームは、テクニックチームの 個人技で負ける。

いわゆる、相性があるため、トーナメントなどでは、くじ引きが左右することも良くある話だ。

中学で必要な要素とは

では、本題の中学以降で、サッカー選手に必要とされる能力とは、、、

先の3すくみ同様、全てが必要ということ。

テクニック(チョキ)

ボールを扱う技術(止める、蹴る、運ぶ)を向上させること。

以前のブログでも解説した通り、小学生のゴールデンエイジ(9歳~12歳)の段階では、即座の習得が可能となり、その間で多くのテクニックを身に付けるべきだろう。

また、ゴールデンエイジの効果を得るには、プレゴールエイジの期間(5歳~8歳)の活動が重要であることも分かっている。

フィジカル(グー)

アジリティ、メンタル、身体サイズ、含めた全ての身体的能力の向上をさせること。

小学生段階では、筋力アップは難しくても、体幹、アジリティ、食事など、やれるべき事は沢山ある。

小学生ではテクニックばかりが注目されるが、この要素が低いと中学以降でサッカーの活躍は難しくなる。

チームワーク(パー)

戦術理解や、グループ戦術の実践要素を向上させること。

小学生の段階では、本格的な指導が少ないだろうが、基礎的な考え方は沢山の動画もあるので理解した方がよいだろう。

ただし、周りを見たり、上手なポジションを取ったり、連携のパス交換をしたり、などの実践的な要素は、小学生の段階で身に付けるべき。

まとめ

小学生の段階では、

フィジカル「グー」

テクニック「チョキ」

チームワーク「パー」

のどれかが使えなくても、通用しても、中学以降は、3つの能力が要求されます。

小学生の段階では、テクニックが身に付きやすいので、そればかりが注目されますが、

さらに上を目指すなら、それ以外の要素も身に付けて置いた方が良いだろう。

ジャンケンの時、どれか1つが優秀であっても、それしか使えない人は、、、勝てないですものね。

最後まで読んで頂き有難うございました。

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