監督が必要とする選手とは

サッカー
この記事は約5分で読めます。
スポンサーリンク

あなたが「社長」なら、どんな従業員を雇いたいですか?

 真面目な人

 優秀な人

 稼いでくれる人

批判の少ない答えは、

 「真面目で優秀な人達は、稼いでくれるので、そのような方に来て頂きたい」

と答えるでしょう。

ですが、

結局のところ。

 「稼いでくれる人」

に来てもらいたいはず。

では、サッカーの場合は、どうか?

 

DAZN
スポンサーリンク

監督が必要とする選手と

日本代表の「監督」は、結果が出ないと交代ですよね。

なぜなら、多数の方が、結果が出ないのは、「監督」の責任だと思っているからです。

当然、「監督」も結果が出ないのは、本人の責任だと感じているでしょう。

 

それでは、もっと下のカテゴリーではどうでしょうか?

 

小学生の年代は、無報酬の監督が大半であり、「監督責任」として、監督が交代する事は珍しいだろう。

 

しかし、中学生になると、様子が変わってくる。

部活は「学校」授業の一環的な事もあり、サッカー部の人数が少なくなったり、廃部になっても、学校は潰れる事もなく、先生の責任が問われる事はないだろう。

一方、クラブチームは、生徒からの月謝で団体を維持しているため、既定の募集人数に達しない場合は、団体が維持できず、指導者も死活問題となるだろう。

すると、必然的に、指導者「監督」は、人を集める事が優先となり、集められない監督は責任を問われるだろう。

では、どのような団体に人が集まるのか?

答えは、簡単。

「強いチーム」

多くの方が、Jジュニアユースに挑戦する事からも、納得できますよね。

当然、そうなると、監督が欲しい選手とは、、、会社で言えば、稼げる人。

つまりは、「結果を出せる選手」となるのは仕方がないのです。

 

結果が出せる3つのタイプ

中学になり、ジュニアユースのクラブでプレーする選手達。

技術的な3つの基本(止める、蹴る、運ぶ)が出来ているのは、大前提。

社会でいうならば、読む、書く、話す という事でしょうが、これが基本にある事は、当たり前ですよね。

 

そのうえで、結果が出せる3つのタイプとは

 

①点が取れる選手

フォワードの選手は、相手守備者より何か卓越したものがあれば、点は取れる。

高さを生かしたヘッド、瞬発力を生かした飛び出し、足元を活かしたテクニック、倒れないフィジカル、強烈なシュート力、根性を活かした泥臭さ、、、

得点に芸術点は含まれない、どんな形でも、点を取り続けるのがFWとしての仕事。

歴代日本代表、海外の選手達をみても、色んなタイプがいるので、参考にできるはずです。

 

フォワードの選手能力が低くても、最終パスを送る選手が優秀であれば、チームとして点が取れる。

つまりは、アシストできる選手も貴重な存在だ。

先にも書いたが、止める、蹴る、運ぶ ができるのは大前提なので、安全にパスを回す事など当たり前すぎて求められない。

大事な事は、如何に、勝負のパスが出せるかという事だ。

 

また、盲点となりやすいのが、前線での守備。

前線でボールを奪えると、ショートカウンター的な形で、相手の守備が整う前に点が取りやすい形を生む。

 

いずれにしても、得点にどれだけ絡めるかは、小学生年代から意識した方が良いだろう。

 

②守備ができる選手

色んなタイプの攻撃選手に対して、1つでも負ける要素があると、失点してしまう。

しかし、高さ、スピード、テクニック、など、どうしても勝てない部分がでてくるだろう。

その時に、必要な事は、「考える力」

一般的には、

 1対1では勝てないなら、ボールを障らせないように、全てパスカットする。

 スピードで勝てないなら、先に予測して先に走り出す。

 高さで勝てないなら、先に飛び身体を寄せて自由にさせない。

 個で勝てないなら、チームでボールを奪う

などあるが、経験の中で、間合い、相手研究、仲間への指示など、独自の要素を考える事がとても大事だ。

一般的には、守備の選手は頭が良いと言われるのも、このような所以かもしれない。

いかに、自分より優れた相手を抑えるか が重要だ。

 

いずれにしても、小学生の間に、戦術理解含めて、考える力を養う事を意識した方がよいだろう。

 

③チームを活性化できる選手

日本ラグビーが大きく進化したのは、「メンタルトレーナー」の導入があったからだ。

とも言われているが、まだまだ、日本では「メンタル」の考え方が低い。

 

しかし、監督としての意識の中で、この選手が先発で出場すれば、チームの雰囲気が良い、指揮が高まる、

など、理論的な説明は出来なくても、実感として経験する事は多いだろう。

 

選手の特徴として、

 円陣を組む際には、監督の正面にいる。

 声を出して返事をする

 自分の意見を言える。

 常に前向きである。

 

本人は、無意識なのだろうが、監督としては、必然的にその選手に目がいきやすくなる。

同程度の能力であれば、当然、活性化できる選手がスタメンとなり、試合経験を沢山積む事で、ライバルとの差をつける事は可能だ。

 

いずれにしても、小学生の間に、いかに人間力を高められるかを意識した方が良いだろう。

 

まとめ

無難な回答をするジュニアユースの監督ならば、

「どんな選手に来て欲しいか」

の質問に対して、

「人間味があって、戦術理解ができる選手、さらに、得点に絡めるなら良いですね」

と答えるでしょう。

 

しかし、本音の部分は、先に書いた通り

「結果に直結する選手」

賢い監督は、建て前を先にはなし、本音の部分は、言わない。または、後から「付け足し」のような形で話すものです。

なぜなら、それが、「仕事(営業)だから」です。

 

だからこそ、ジュニアユースを選ぶときは、「名前や看板」で選ぶのでなく、次のカテゴリーにどう繋がるかを考えて選択すべきだと思う。

最後まで読んで頂き有難うございました。

下記のバーナーから、サッカーブログサイトへジャンプできます

にほんブログ村 サッカーブログ 少年サッカーへ

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました