製造や職人の世界では、KKD という言葉がある。
これは、感、経験、度胸 の日本語の頭文字を取った言葉である。
PCやデータ蓄積がない時代であれば、通用したであろうKKDであるが、今は変わってきている。
データの裏付けを取り、KKDと照合していく。
サッカーも ベテランコーチの KKD だけでは、通用しない時代なのだろうな。
地域人口とサッカー登録者の関係
前回は、サッカーでの地域格差について、調査した。
結果は、
都道府県の人口と サッカー選手登録者数は、 ほぼ比例している。
具体的には、
日本の人口11%を占める 東京では、 サッカー登録者数も全体の10%
人口500万人を超える9都市は、日本の総人口の 55% を占め、サッカー登録者数は全体の49%
人口100万人以下の10都市では、日本の総人口の 6% を占め、サッカー登録者数は全体の8%
ということだ。
この比率を分かりやすく数字化すると、
人口1000人に4~10人の サッカー登録者数がいるということであった。
備考)データの信憑性について
データを分析するにあたっては、データの信憑性が大切になる。
そこで、活用しているデータの引用先を記載しておく
都道府県の人口:ウィキペディア(2020年)
Jリーガー出身地:某サッカー雑誌(2019年)
サッカー登録者数:サッカー協会(2020年)
4種サッカーランキング:筆者ブログ参照
地域人口とJリーガー出身地の関係
では、Jリーガー出身地と登録人口についはどうであろうか
結果は、
・都道府県によるJリーガー出身比率に若干の差があった。
具体的には、
全サッカー登録者数の10%を占める 東京では、 Jリーガーの出身割合は 12%
主要9都市の登録者数は全体の 49%であり、 Jリーガーの出身割合は、57%
地方10都市の登録者数は全体の 8%であり、 Jリーガーの出身割合は 4%
Jリーガーの確率
最後に、都道府県ごとのサッカー登録者数とJリーグ出身地との関係性を調査してみた結果
Jリーガー出身地数 / サッカー登録者数 = 0.1~0.3%
つまりは、
大都市では、登録者1000人のうち、3人がJリーガー(出身)
地方都市では、登録者数1000人のうち、1人がJリーガー(出身)
となる。
ここから、更に調査していくと、、、、Jリーガーになれる確率は算出できる。
他サイトなども参考にしてみると、
小学生でプロになれる確率は、、、、1人/500~1500人 といったところだろうか
このデータをみると、筆者自身は、なんと運が良かったのだろうと痛感する。
まとめ
都市の人口と サッカー登録者数は、比例している。
人口1000人に対して 4~10のサッカー登録者がいる。
更に登録者1000人に対して、約2人のJリーガーがいる。
Jリーガーの出身地は、大都市の方が若干多いが、人口と比例している傾向はある
小学生でJリーガーになれる確率は、、、、1人 / 500人~1500人
更にカテゴリーが上がってもサッカー継続(登録)しているのであれば確率は上昇していく。
つまり、Jリーガーになるには、
*64チーム(64×15=960人)の大会で最優秀選手を目指せる事
*中学、高校、と小学生以降もサッカーを継続していること
が必須条件になるのだろう。
最後まで読んで頂き有難うございました。
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参考データ
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