親、兄弟、友人の影響で 幼少期からサッカーを始める子供達。
幼い頃は、遊びの一環としてサッカーをしているが、、次第に、状況が変わっていく。
その結果、、、どうなるか というのが今回のテーマ。
小学校からサッカーを始めた〇人に1人の選手が高校までにサッカーを辞める
幼少期から サッカーを始めた選手達の多くは、プロを目指すが、次第に自分の実力が分かり、最終目指すのは、高校サッカー。
高校サッカーで 競技としての サッカー生活は終了する。
しかし、幼少期からサッカーを始めても、高校終了までサッカーを継続するのは全員ではない。
さらに、その前段階である 中学部についても、この段階でサッカーを辞める選手もいる。
サッカー協会のデータから、単純予測すると、
4種登録は、25万人(小学4~6年) = 1学年 8.3万人
3種登録は、21万人(中学1~3年) = 1学年 7.0万人
2種登録は、17万人(高校1~3年) = 1学年 5.6万人
かなり、おおざっぱではあるが、
小学生8人のチームで、中学生では1人が辞め、高校ではさらに1人が辞める。
小学生からサッカーを始めた4人に1人は高校までにサッカーを辞めているという結果だ。
筆者の周りのクラブ状況からみても、全く予想外のデータではないと思われる。
サッカーを辞める選手の傾向
小学生からサッカーをしている選手達、
中学、高校になり、保護者が、サッカーを辞める様に促すのは、稀であり、考えにくい。
とすると、辞めるのは、当然本人の意志であり、多くの子供は 楽しくないから、サッカーを辞めるのであろう。
小学生の8人中、1人は、中学でサッカーを辞める。
これを聞いて、直感的に感じる楽しくない1名とは、、、あまり試合に出れない選手では??
以前のブログにも記載したが、サッカーが巧くなるには、正のスパイラルが必要
楽しい ⇒ 自主的に練習する ⇒ 結果が出る ⇒ 楽しい ⇒、、、となる。
しかし、楽しくない負のスパイラルとは、、、
楽しくない ⇒ 練習しない ⇒ 結果がでない ⇒ 楽しくない ⇒ 、、、
卵と鶏の話ではないが、どちらが先になるかは別として、 「楽しい」 が大きく影響することは間違いないとは感じる。
サッカーを辞める選手は、小学校時代に 楽しくなかった のだろう。
すると、、、
チーム(8~16名)のうち、1、2名までが、中学でサッカーを辞めるのは平均的だが、、それ以上となると、、、、
指導者として、選手達に サッカーを楽しませてなかった?のかもしれません。
まとめ
小学生からサッカーを始めた4人に1人は、高校までにサッカーを辞める。
やめる1つの理由は、楽しくないからだろう。
とすると、中学で平均以上にサッカーを継続しない選手が多いチームというのは、
サッカーの楽しさを教えきれなかったのかもしれません。
どのようなチーム、選手を育成するのか、、考えるきっかけにして頂ければ幸いです。
最後まで読んで頂き有難うございました。
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