学校の授業で 絵を描くことになった。
あるクラスでは、机の上に置かれたリンゴを描く。
一方、あるクラスでは、リンゴを想像して描く。
どちらが良いかは別として、教育にも様々な手法がある というのが今回のテーマ
実態に近いものが正解なのか
先の美術の話。
机の上のリンゴを描くとすれば、、実態があるので、 一般的には、実態に近い絵が正解となる。
一方で、想像したリンゴでは、実態がないので、、、一般的な正解はない。
木になっている リンゴを描く子供もいれば、リンゴを食べている動物を描く子供もいるだろう。
はたまた、、、芸人さんの リンゴ を描く ユニークな子どもも現れるかもしれない
いずれにしても、、リンゴ というテーマさえあっていれば、どれも正解なのだろう。
私が教師なら、誰とも被らない絵を正解としたいのだが、、
いずれにしても、先生が、どちらの手法を用いるかは、子供や指導のテーマにより変わってくるのだろう。
これは、サッカーでも同じことが言える。
指導者が、右足だけのドリブルのお手本を見せる。
すると、選手達の正解は、 指導者のドリブルであり、これを真似してドリブルしようとする。
指導者が細かいタッチなら同じ様に、指導者が手を広げれば真似る子もいるかもしれない。
一方で、指導者が、「右足だけでドリブル」と声をかける。
すると、足の甲、内、外、裏、、、どこで、触ろうが同じテーマになり、個性がでてくる。
時には、止まったり、スピードをあげたり、はたまた、前だけでなく、後ろに進んだり、フェイントを入れたり、、、
これこそが、個性であり、試合で自分がイメージするプレーする姿である。
ちなみに、「ふわっとボールを蹴る」など、擬音を使って説明するのも、イメージを広げる1つの手段だ。
まとめ
選手の個性を伸ばすには、イメージさせることも大切。
正解とされる お手本を 真似るだけの練習に拘らず、幅を持った正解があるのも1つの指導。
物真似はあくまでも物真似、コピーであり、実態は、選手自身が作り上げていって欲しいものですね
最後まで読んで頂き有難うございました。
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