「プロサッカー選手になりたい」
「東大に入学したい」
1つでも難しいと言われる難関を2つもクリアーした「久木田選手」
これから、「文武両道」を考えている保護者にとっては、参考にしたい事が沢山あるだろう。
ということで、今回は、彼の歩んだ道、考え方をたどってみよう。
好きでない勉強を維持する方法
彼自体は、普通のサッカー少年でしたが、勉強も疎かにするようなことはなかったそうです。
「目立ちたい、親や先生から 褒められたい」
だから
「良い点を取り、成績を残す」
そのために
「勉強を頑張り、積極的に手をあげていた」
特に、予習や復習はせず、
「授業を絶対に聞いてやるぞ という気持ち集中していた」
そのうえで、
「わからない事は、先生に聞く」
彼は、勉強は好きではなかったが、常に全力で学び 学力を維持していたそうです。
以降の文章にもありますが、これが、後に プロになったあとからも活かされてきます。
小学生の頃の、考え方、取り組みは、、その後の人生をも左右するのでしょう。
サッカー強豪校を選ばない選択肢
小学3年からサッカーを始めたが、県選抜に選ばれる事もなく、指導者の言う事を聞く真面目な子供だったそうです。
中学2年で 初めて 県選抜に選ばれて全国レベルの選手と対戦すると、格の違いに衝撃を受けたそうです。
このとき、プロサッカー選手になる気持ちは 急激に萎んでいったとのこと。
この思いから、「高校はサッカー強豪校に行けば、自分は埋もれてしまう」と感じ、別の進学校を選択したそうです。
進学校に進むと よりハードな勉強面があった一方で、サッカーの情熱は衰えなかったという。
このとき、県選抜である自分が自由にプレーできたこともあり、サッカーをやっている時間はとても楽しかったとのこと。
強豪校に進み、ストレスでサッカーが嫌になったり、燃え尽きる選手と比較すると、、楽しくサッカーをするのが長続きすることなのでしょう。
東大からプロになった初めての選手
高校2年の夏に 東京大学のオープンキャンバスに参加して、目標を定める
勉強のスタイルは、従来通りで、準備した。
3年6月にサッカーを引退して 独学で勉強を続けて、現役で東大合格
東大入学後は、サッカー部の入部以外 目標が無かったそうだが、東大准教授が式典で述べた言葉が、彼のターニングポイントとなる
「日本は前例を重視する文化が支配的ですが、前例がなければ自分が前例になる。」
「先のことがわからなくても 思い切ってチャレンジする」
「こうした冒険心が人生には必要ですし、そうでないとおもしろくないと思います」
これが、、、前例のない 東大出身の Jリーガーへと導いたのだろう。
ここで、彼は勉強同様、 本気で サッカーに取り組み、目標にを叶えるために逆算したという。
フィジカルトレーニング中心に身体を鍛え、高校時代の友人のつてをたどりプロの練習に参加。
そして、勉強とサッカーの両立を継続したが、プロになるには、スカウトの目にとまる事が必要とし、自分で動くことを決意する。
自身のプレー動画を各クラブに郵送した結果、、練習会に参加させてもらえ、、、遂に、プロへのオファーが確定したとのこと。
そして、、初めての東大卒Jリーガーとなる。
文武両道を貫いたからこそ
プロの世界には 9年間在籍
そこで、彼の言葉として
「私は、勉強を好きでやっているわけでなく、良い点を取りたいという目標のために嫌な事を我慢してやる力がつきました」
それが、スポーツにも活かされ、
「プロになった自分が やりたくないトレーニング、リハビリも目標のために、やりきることができた」
さらに
「小さい頃から身に付けた 判断力はとても重要です」
「試合のビデオを見て後から、こうすれば良かったと考えれるが、実際に出来るかは別で、大切なことは、課題を見分けて、解決のために、取り組む部分」
そしてそれが、勉強とサッカーの相関性として活かされたのでしょう。
実際に、彼がプロになった後も 勉強での解決力、努力する力、「聞く力」が活かされたそうだ。
特に 小学生時代に 分からない事は先生に徹底して「聞く力」は、プロになってからも活かされたそうで、丸投げで聞くのでなく、自分なりに考えて 聞いたそうだ。
きっと彼は、小学生の頃から
「どうすれば、サッカーが巧くなりますか?」
なんて聞かなかったのだろう。
まとめ
誰もが憧れる 「文武両道」
2つの夢を実現した 久木田選手 からは、参考になる事は沢山あると思います。
・目標のためには、自分が嫌な事も取り組む
・誰かに褒められる、楽しくやる事が、活力の原点になっていること
・課題を見分けて解決する力をつけること
・短時間で成果を残せる 集中力 と 人に聞く力 を付けること
そして、、
「日本は前例を重視する文化が支配的ですが、前例がなければ自分が前例になる。」
「先のことがわからなくても 思い切ってチャレンジする」
「こうした冒険心が人生には必要ですし、そうでないとおもしろくないと思います」
少年サッカーをどう取り組むのか、、、参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂き有難うございました。
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