足先だけボールを奪いに行く選手の解決法

サッカー
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「勉強しなさい!」

と親が子供を叱る場面がある。

しかし、叱る前に、どうすれば、勉強していたか、と考えたことはあるだろうか

例えば、幼いころから、親が勉強している姿を子供に見せていたらどうだろうか?

普段から、一緒に勉強する習慣があれば、どうだっただろうか?

今回は、そんな「叱る前に」どうすればできるかを考える

というのがテーマ。

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なぜ、ボールを足先だけで捕りに行くのか?

試合中に、ドリブルで抜かれる事が多いチームの監督。

「ボールを足先だけで捕りにいくな!」

と怒鳴る場面に遭遇する。

ここで、考えるべきことは、なぜ?そうするのかである。

まず、最初に考える事として、相手のボールをどうさせたいのか?

1.相手のボールを自分(達)のボールにする。

2.相手がボールを持ってない状態にする。

この2つのの考え方で大きく異なる。

1の場合は、奪えると思ったが失敗した、など、まだ、改善の余地はある。

しかし、育成段階で2の思考は 良いとは言えない。

分かりやすいのが、相手のボールを遠くへ蹴飛ばそう(クリア)とすること。

この場合は、奪いにいくのに、大きく振りかぶるので取れない事が多い。

しかも仮に、ボールに触れたとしても、自分(達)のボールにはなってない。

また、つま先でつつけたとしても、相手の身体がボールの間にあれば、自分のボールにする事は難しい。

つまりは、相手のボールを奪うとは、

相手からボールを無くさせるのではなく、自分(達)がボールを持てる状態にすること。

この思想は、幼い間から、身に付けた方が良いだろう。

普段の練習から良い習慣を付けよう!

では具体的に、普段の練習でどのように生かすのか?

単純な1対1の練習を例にとってみよう。

攻撃側がボールを持ちスタートするのは、良いのだが、守備側がどうすれば良いのかがポイント。

良くあるのは、守備側は、ボールを外に出れば終了。

これでは、試合でも、同じ状況になってしまう。

対策例として、守備側にも、向かうべきゴールを作り、得点を競い合うなど、少し工夫すると良いだろう。

また、攻撃側の得点は1点、守備側は3点など、アレンジを加えるのも良い。

すると、相手のボールも簡単に外に出そうとはしない。

むしろ、ボールを持った側がコントロールミスで外に出してしまうと、残念そうにする選手もいる。

つまり、単純な1対1でも、容易にタッチ外に出ない練習をさせる事がポイントだ。

これは、普段の練習試合にも活かされ、同じ思想を持ったチーム同士の対戦では、タッチラインに出ることは少ない。

おおむね、これらが、強豪チーム同士の練習試合となるのだろう。

どうやって自分のボールにするのか成功体験をさせること

1対1の練習の中で選手達は、経験を通じて、相手ボールを奪う手段を身に付けていく。

しかし、1対1の経験の中では、なかなかボールを奪えない選手もでてくる。

その場合は、奪うタイミングを言葉で教えるのでなく、実際の練習で経験させることが大切。

例えば、相手からボールが離れた時に、ボールを奪う。

言葉にすると簡単だが、実際に大人が攻撃側として、ゆっくりとしたモーションでドリブルをする。

その時、どのタイミングでボールに向かっていけば良いかを選手自身に経験させる。

ボールを触れた後は、触れた足に重心が残り、反対の足に重心がかかり、触れる前には、膝が曲がり、足首が動く、、、

など、どのタイミングが最適かを判断させるのである。

すると、子供なりに、自分のタイミングをつかめてくる。

さらには、子供は、常にボールの中心に向かって足を出そうとするのだが、ボールは動いている。

当然、足が遅れると、そこに、ボールはなくなる。

これも実体験を通して、ボールが進む方向に足をだせばカットできる事を経験させれば良いだろう。

ちなみに、ボール進行方向に足をだすのは、今後、パスカット、シュートブロックにも繋がる大切な要素だ。

さらに、カットする場面では足を止めること。これも実体験通じて、経験させてみよう。

いずれにしても、言葉、頭より、ゆっくりでも実際に経験させることが大切である。

ちなみに、1対1の動画をスロー再生でダメな部分を修正するのも良いだろう。

最後に、一番重要なことだが、、

守備の上手な選手は、ボールに向かって足を出さない。

つまりは、身体を入れてボールを奪おうとするので、相手の身体に触れてもボールに触れない事がある。

この辺りは、次のブログで解説していく事にします。

まとめ

相手のボールを足先だけで 奪いにいく。

これは、選手の思想によるものであれば、改善すべきだ。

「相手のボールを自分(達)のボールにする」

これが、守備としてやることである。

また、守備ができるためには、普段の練習、試合も同様の思想で実施することも大切だろう。

今回は、ボールに触れる事を前提としたが、実際には身体を入れるのが基本。

次回、継続テーマで綴ることにしてみます。

最後まで読んで頂き有難うございました。

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