扇風機だけでは、寝れず。
ついにエアコン始動。
これで、ぐっすりと眠れます。
さて、ブログ。
ダブルタッチの弊害
多くのチームでは、ドリブル練習で、「ダブルタッチ」を取りれ入れているであろう。
ダブルタッチは、1対1で相手をかわすには、有効であるが、多様するのは、お勧めできない。
なぜなら、一般的には、利き足でドリブルしている状態から、ダブルタッチをすることで、逆足に持ち替わる。
しかも、インサイドの逆足。
直ぐに、強いボールを蹴れるか??(つま先では蹴れるが、、ここでは触れない)
という視点から見ても、試合で多用するのは、ナンセンスだ。
マイナスをプラスに変える方法
ただし、ダブルタッチを全く使わないという訳ではない。
密集を交わすには適しているし、状況によっては使いやすい。
だからこそ、マイナス要素をプラスに変える方法を考えておけば良いのだ。
そこで、今回は2つの方法を紹介しよう。
方法1)
ダブルタッチから、直ぐに、利き足に持ちかえる。
利足内⇒逆足内⇒利足外
ならば、強く蹴りやすい位置にボールがあるって事になる。
方法2)
ダブルタッチのかまえから、利き足の外にボールを持ちかえる。
利足内⇒利足外
ならば、強く蹴りやすい位置にボールがある。
上記2つを組み合わせると
まず、ボールの位置は、逆足に行く場合、と、利き足の外に行く場合、同じ位置であり、同じ姿勢であること。
相手の出方によって、①または②いずれかを対応。
すると、、、
相手をかわして、強く蹴れる位置にボールがある。
補足として、逆足でも強いボールが蹴れるなら、
利足内⇒逆足内⇒逆足外
というのもありだろ。
いずれにしても、ドリブルは抜く、で完結するのでなく、蹴る(シュート、パス)で完結。
これが分かると、
ドリブル練習で良くしているダブルタッチの連続は、、、、常に強いボールが蹴れない位置にある。
慣れるまでは良いだろうが、試合でこれをやると、、、、いつ蹴るの???となる。
つまり、ドリブルのドリルでは、運ぶ⇒蹴る までの一連の動作として取り組む事も必要だ。
また、1対1も、「抜く」だけでなく、相手の背後にボールを通したら 勝ちの様な、1対1も加えるべきだ
実際の試合では、相手を抜かずに、シュートする方が、意外と入りやすく、その経験値も高い方が良い。
ダブルタッチを使う場面を想定する
ダブルタッチを使う場面について。
相手が足を出すのをかわす訳だから、
ボールが、斜め前に動くのは、相手の足に接触しやすくなる。
相手をかわす事が前提ならば、軸足よりも、横や後ろにボールが動いた方が、相手には取られにくいダブルタッチとなるだろう。
いつも、動かないコーンでダブルタッチの練習をしていても、このやり方なら、試合で通用するのは、まともに突っ込んできてくれる低学年の間だけ。
あくまでも、相手を誘って、懐に入った足をかわすイメージが良い。
1つ先にすすめば、ボールを浮かすってのも良いかもしれない。
また、良く見るドリブル練習風景は、コーンをまっすぐ並べて、連続ダブルタッチ。
低学年の初期の慣れるための練習なら、問題ないが、試合で使うならば、コーンは、人と考えるべし。すると、人の上を通る事はありえない。
解消する手段としては、ドリブル練習では、マーカーではなく、背の高い、工事用のコーンを使う事
足先だけでなく、上半身も横に移動する事がポイントだ。
まとめ
密集を交わしていくには、「ダブルタッチ」はとても有効だ。
しかし、相手に取られるまで、交わしていくのが目的なら、否定はしないが、
交わしてから「蹴る」必要があるならば、状況によって対応を変えなければならないだろう。
公文式ドリルは、基礎を固めるためには有益だが、どのように応用させていくかは指導者次第になる。
サッカーの最終目的は、「運ぶ(交わす)」ではなく、「蹴る(パス、シュート)」である。
最後まで読んで頂き有難うございました。
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