少年サッカーの大舞台では、選抜レギュラー選手の名前が場内アナウンスされる事もある。
親としても、そんな我が子をみるのは、心躍る気分だ。
一方、控えに甘んじると、「いつ試合にでれるか」不安はぬぐえず、
時には、「このまま、試合に出れないかも」などと予感することもある。
それくらい、レギュラーと控えの違いはあるのなら、レギュラーの座を掴みたいものだ。
そこで、今回は、レギュラーを掴める選手の特徴をピックアップしてみる。
レギュラーになれる選手の特徴
レギュラーになれるかは、ポジション、チーム編成などが最も影響するのは間違いない。
しかし、同じポジションで、同程度の実力がある場合、どちらがレギュラーの座を射止めかには、特徴がある。
これら、特徴がある選手の場合は、実力が劣っていても、レギュラーを掴める事もある。
では、そんな選手の3つの特徴をあげてみよう。
①高い技術のプレーが安定している。
試合スタートの場面で選手に求める事は、失点をしないこと。
つまりは、単純なミスをすることは、避けたいといことだ。
トラップミス、パスミス、などをきっかけに失点をするのは、最悪のパターンである。
何か特徴があったとしても、ミスが多い選手はスタメンでは出場させにくい。
例えば、ドリブルが武器だが、パスミスが多い選手。
試合開始時は、ドリブルでチャンスを演じるよりも、パスミスでの失点は怖いもので、最前線以外は、使いにくい。
また、ボールを保持しすぎて流れを悪くする選手も、望ましくない。
試合開始時は、チームとして流れを掴み、得点し、失点は最小限に留めたいものだ。
だからこそ、安定的に、高い技術でプレーできる選手をスタメンに挑ませる。
②チームを活気づけられる
試合開始時は、コートの中で円陣を組み、チームとして戦う合図が確認できる。
特に、最初の5分をどう戦うかは、チームの流れを掴むにはとても重要である。
よく、1試合目は悪い、最初の出だしが悪い。などを訴えるチームは、監督の力も関係するが、
チームを活気づけられるメンバーが不足している事も一因となる。
つまり、最初のスタートで、仲間のやるきスイッチを押せる選手がコートにいることはとても重要。
高校など年齢があがれば、活気づけられる選手が、控えになる事もあるが、小学生の間は、やはり、スタメンの方が望ましい。
③アピールが巧い
仲間、指導者に対して、試合に出場したいオーラを出す選手がいる。
言葉を発する、発しないは、色んなパターンがあるが、試合にかける思いが違うことだけは、ひしひしつ伝わってくる。
指導者も人間である以上、このような選手は、レギュラーで出場させたいと感じる。
例えば、普通にサッカー好きなa君と、プロを目指し日々努力しているb君、の実力が同等だった場合、どちらを優先したいだろうか。
サッカーにかける思いが強い選手に、多くの経験をさせたい、と感情論として、働いてしまう。
レギュラーになれない選手の特徴
①ミスが多い
先の話同様、試合開始時には、失点は避けたいもの。
特に、自分達のミスからの失点は、チームの流れも悪くするので、ミスの多い選手をスタメンには使いにくい。
ちなみに、ミスとは、自分達のボールを奪われる基点の事であり、その選手にボールがわたると、相手にボールを奪われる事を意味する。
ただし、1つだけ許されるのは、最前線の特徴ある選手。
その特徴により、得点が期待できるなら、少々のミスも後ろの選手がカバーできるので、失点には繋がりにくいと捉えられる。
②アピールが下手
試合にスタメンで出場したいかを尋ねた時、「どちらでも良い」と答える選手がいる。
本心はどうであれ、「試合に出たい選手」と「どちらでも良い選手」 どちらを先に試合に送り出すかは、言うまでもない。
チャンスは、人から与えられるものでなく、自分から掴むものである。
小学生だから、まだ早いという議論もあるかもしれないが、どこかで、気づかなければ、大人になっても、そのままである。
③大きな武器がある選手
背が高い、足が速い、など、得点を取る大きな武器はあるが、基礎ができてない選手がいる。
スタメンでは、パス交換など、連携ができないので、出場する事は難しいが、最後の得点チャンスなど、パワープレーが多くなる展開になれば、試合に出場チャンスがでてくる。
つまりは、最後の切り札として、温存されるタイプだ。
④オールマイティーなタイプ
全てが平均的だが、特徴のない選手。
スタメンと控えを行き来する事が多いが、どこのポジションもそつなくこなせる場合は、誰かが怪我した時の対応や流れを変える時のため、温存される。
世間一般では器用貧乏ともいわれるが、何か特徴的な武器を持っていた方が、スタメンでは出場しやすい。
まとめ
サッカーでは、野球の様な選手の数値化はできないので、スタメンになれるかは、チームの特徴によって変わる。
しかし、同じ様な実力の選手がいた場合、レギュラーを取れるかは、ある程度、特徴がある。
レギュラーを取りやすいのは、
①プレーが安定している
②チームを活気づけられる
③アピールが巧いこと
の3つが特徴的だ。
是非、参考にして、レギュラーの座をつかみ取って欲しいものです。
このブログが何かのお役に立てば幸いです。
最後まで読んで頂き有難うございました。
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