ゴールからの逆算思考とは?

サッカー
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小学生からサッカーを始める子供に、何を教えるだろうか?

サッカーの教科書や動画を参考にして、順序を追って指導していく。

レベル1から順番に、最終ゴールである レベル100まで積み上げていく。

一見、正しいようなこのやり方は、本当の正しいのか、というのが、今回のテーマ。

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「積み上げ思考」と「逆算思考」の違いを知ろう。

積み上げ思考とは、、

サッカー初心者には、レベル1から順番に、レベル100に向けて指導していく。

1年生から始めても、6年生から始めても、スタートは、レベル1から。

目標とするゴールは100であるが、どこまで到達できるかは、選手のレベル、始めた年齢に依存する。

逆算思考とは、、、

サッカー初心者には、レベル100から逆算して指導していく。

1年生からクラブに所属すれば、1からスタートして、1つずつステップアップするが、

4年生からの場合は、1からスタートして、10こずつ。

6年生からの場合は、50からスタートすることもある。

つまり、ゴール到達を前提として、やり方を決めて行くという手法。

「逆算思考」の方が結果は残しやすい。

このどちらが正しいかは人それぞれだろうが、、、

一般的には、小学生での公式戦で勝利する事がゴールであるならば、逆算思考をするチームが試合結果は残せる。

1年生からクラブに加入した選手には、身体作りから始めて、サッカー全般を少しずつレベルアップさせていく。

一方、6年生からクラブに入団となると、選手の特徴を生かしたプレーに特化し、試合で実践的に活用できる練習が主体となる。

これは、サッカーに限らず、学校のテストも同じ。

テスト前になれば、テストで結果を残すために、テスト範囲だけを学習する。

テストという ゴールを見据えて、逆算した行動をしているのだ。

「積み上げ思考」の方が成長に繋がる

一方で、小学生は通過点と考えると、、「積み上げ思考」の方が正しいかもしれない。

6年生の時点で、レベル10 レベル50 レベル90の選手 がいても、それぞれのテーマに応じた内容に取り組む。

結果をだすため、全員が レベル100の事はしないということだ。

ただし、次のカテゴリーになっても、、、更には、最終的にも、レベル100は知らないまま サッカー人生が終わることもあるのだが、、

これが、学校のテストとするならば、

テスト前でも、自分のレベルに応じて理解を深める。

1歩ずつ、、学習で飛ばすこともないので、着実に自分の身にはなっていくだろう。

サッカーの試合における「逆算」と「積み上げ」

これは、サッカーの試合でも同様の思考になるのだろう。

最終目標が、得点とする「逆算思考」ならば、点を取る場面から逆算した練習をする。

先の理屈同様、結果をだすなら、この手法、

極端な例であるが、

ゴール前にボールが供給できれば点に繋がるので、どう供給するかを徹底すれば良い。

2タッチ以内が得点に繋がりやすいので、いかに シンプルにするかを徹底すれば良い。

ゴールに繋がらない事は、優先して取り組むべきことではないとなるのだろう。

守備の選手は、ダイレクトで前に蹴りだす というのは、典型的なこの事例。

一方で、「積み上げ思考」ならば、結果は出せるかは不透明。

まずは、守備からの繋ぎを徹底するので、そこができなければ、、、ゴールに繋がることはない。

極端な例ではるが、

巧いけど勝てない。

内容は良いけど勝てない。

結果より 内容、やサッカー美学を優先するのは、典型的なこの事例。

どちらも、一長一短あり、正解はないが、、2つの思考があることは理解した方が良いだろう。

まとめ

サッカー指導には、「逆算思考」と「積み上げ思考」がある。

結果を出すには、逆算。

内容を充実するには、積み上げ。

どちらを優先するかは、指導者、チームによるだろうが、思考の違いは理解した方が良いだろう。

また、これは、サッカー以外でも 有益な考え方なので、何かの時に役にたてれば幸いです。

最後まで読んで頂き有難うございました。

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