少年サッカーでは背が低いセンターバックで大丈夫?

サッカー
この記事は約5分で読めます。
スポンサーリンク

日本では、食料が豊富にあり、社会保障制度も充実しているため

「空腹で亡くなる」

という事は、想像できないでしょう。

むしろ、「ダイエット」という言葉があるように、食べ過ぎる人(生活習慣病)の方が圧倒的に多い。

しかし、世界に目を向けると、1分間で 17人が

「空腹で亡くなっています」

しかもそのうちの、12人が子供です。

つまりは、「食料」というワードに対しても、

日本では、「満腹」

世界では、「空腹」

と、認識が全く異なります。

サッカーでも、「少年」と「成人」では、認識が違うというのが今回の話。

DAZN
スポンサーリンク

「少年」と「成人」との失点の違い

少年サッカーの傾向

少年サッカーは、成長段階の子供達にサッカーを学ばせる段階です。

このため、練習したことを、試合で活かす。

試合で出来なかった事を練習する。

いずれも、「自分」が主体となり、PDCAを回していく。

つまりは、結果を重視し相手分析するよりも、まずは、「自分」

では、自分達がどのような サッカーをするかを見てみると、

現在、ユーチューブなどで紹介されている通り、ほぼ同種のサッカーである。

ヘッドは脳への影響もあるので、幼い間は禁止されている

小学生の段階で強いボールを積極的にヘッドの練習をするチームはないだろう。

おそらく、そのような練習をすると、大炎上だ。

パス、ドリブル、など、足元技術を駆使して、得点することこそ、美学とされている。

このため、流れの中でヘッドの失点は ほぼ皆無。

筆者自身、全国強豪含めて、年間300以上の試合を経験しているが、流れの中でのヘッドは、年に1度あるか、ないか程度。

補足ではあるが、セットプレーからのヘッドは普通にある。

このため、現在の少年サッカーに限っては、センターバックが高身長である必要はないのだ。

成人サッカーの傾向

基礎が完成された成人の段階では、「結果」が優勢事項とされる。

また、少年サッカーでは、不特定多数の試合があるのに対し、

成人では、対戦チームが予測でき、相手選手の配置なども、明確になっている事が多い。

ここで、重視されるのが、ビジネス書でも馴染のある「孫子の兵法」

有名な名言「敵を知り、己を知る、、、」詳細は、ネットで調べて欲しい。

つまりは、「相手の弱点」をつくこと。

このような思考のもと、サッカーの練習をした時。

相手のセンターバックの身長が低い となれば、

高身長のFWを配置して、ロングボールを多用するだろう。

つまりは、身長が低いセンターバックは厳しいのが現状だ。

少年サッカーで失点を防ぐためには

「センターバック」に求められるのは、「失点」を防ぐが前提となるので、

少年サッカーでの「失点」がどのような傾向にあるかを探れば良いことになる。

これは、地区、対戦チーム、より異なるので、自分達のチームにあったということが前提だ。

参考までに、筆者が失点上位をピックアップしたのは

①ミスからの失点

②個人技(ドリブル、パス)からの失点

③スピードを生かした攻撃からの失点

④セットプレーからの失点

そして、これらの要素に適した人材を配置する。

これは、ここ数年同種の傾向にあり、

少年サッカーでセンターバックに求めらえる順序ではないかと推測される。

①ミスが無い

②俊敏性、体幹がある(1対1に負けない、パスカットができる、当たり負けしない)

③スピードがある。

④高さがある。

ただし、④に関しては、セットプレー限定なので、その時だけ、マークを変更すれば

だから、あえて、少年サッカーでは、背が高い選手がセンターバックになる必要はない。

少年サッカーの攻撃の変化とは

最近は、キーパー含めて守備からボールを繋いでいくのが一般化している。

このとき、ただフィジカルが強いだけの選手が、センターバックに入ると、これができない。

ミスが多い選手がセンターバックならば、先の失点を防ぐためにも、単純に大きく蹴る。

フィジカルのある選手を並べて、ボールを奪えば大きく前方へ。

「結果」だけを重視するサッカーなら、それも否定しないが、、、、

センターバックについた、フィジカルある選手が不憫でならない。

①ミスから失点をするので、ミスしない様に、大きく蹴りだすのか

②ミスが少ない選手を配置し、守備から組み立てるのか、

どちらのサッカースタイルを好むのかは、守備だけでなく、攻撃にも影響するだろう。

つまりは、現在のセンターバックは、攻撃の基点でもあり、

守備の要素だけを求められている訳ではないということだ。

参考までに

ドリブルを好む選手は、後方(守備)から抜いていく方が、練習になる。

しかも、マークがズレやすいので、ここぞというときのオプションにもなる。

最後に1つ。

人数が揃い、勝利が必須事項となっている有名クラブチームであれば、

流れの中での、「ヘッド」での得点に着目するだろう。

脳への影響があるのなら、少年サッカーでは、ヘッドの得点は認めない

とルール改定される事を願う。

まとめ

少年サッカーでは、背が低くても問題ない。

理由は、「成人」と「少年」では、サッカーの「質」が異なり、「失点」の傾向も違う。

守備だけでなく、攻撃も考慮すると、

少年サッカーで求められる、センターバックの優先順位は、

①ミスがすくない

②俊敏性、体幹がある。

③スピードがある。

④高さがある。

高さよりも、優先順位が高いものがあるので、

背の低いセンターバックの選手も自信を持ってプレーして欲しい

最後に、1つ

脳への影響があるのなら、少年サッカーでは、ヘッドの得点は認めない

とルール改定される事を願う。

最後まで読んで頂き有難うございました。

下記のバーナーから、サッカーブログサイトへジャンプできます

にほんブログ村 サッカーブログ 少年サッカーへ

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました