小学生の全国大会2022年度より廃止へ

サッカー
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2022年1月の理事会で報告され、3月14日付で連盟に通知されたようだ。

「小学生の全国大会廃止へ 2022年度より」

理由として

「行き過ぎた勝利至上主義が散見される」

とされている。

これは、柔道界の話であるが、、果たしてサッカーは、、

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柔道界の全国大会廃止の動き

全柔連が主催する 小学生の全国大会は、2004年から開始されたが、

報道による中止の理由は、

指導者が、子供に減量を強いたり、判定に対して、保護者や指導者が、審判に罵声を浴びせることもあったという。

大人が、子供の将来でなく、眼前の勝敗に拘泥する傾向があり、見直す契機にして欲しいとのこと。

サッカー全国大会の傾向

サッカーの全国大会は、1977年から開催されているが、

柔道と同じく、行き過ぎた指導や 審判への暴言は、あったのでしょう。

そのことから、2008年度には、リスペクト宣言という協会の指針が示されている

リスペクト宣言では、レフリー、相手に敬意を払う事など、現代では当たり前の事が記載されている。

ただ、全国大会が廃止にまでならないのは、現在まで、サッカー人気に陰りがないからなのかもしれない。

実際、子供の人口は、1985年頃をピークに年々減少し、現在は半減しているにも関わらず、

サッカー4種登録は増減はあるものの、大きな変化は見られないのだ。

いまだ、人気がある分野だからこそ、それで生計をたてている人にとっては、変化が起こるのは死活問題なのだろう。

スポーツ競技を考え直す良い機会

今回、柔道での小学生全国大会が廃止されたのは、サッカーにとっても行き過ぎた勝利至上主義の傾向に歯止めをかけるには良い機会なのかもしれない。

実際問題、勝利至上主義となると、、上位の選手にとってみれば良いのだろうが、振り落とされた選手達は楽しめるだろうか?

彼らを試合に出さない 勝利至上主義の 傾向はいかがなものなのだろうか?

そして、控えになった 彼らを犠牲にしてまで、得られる喜びは、それほど大きなものなのだろうか?

現在、世界では、ロシアの戦争が注目されるが、、、これもまた 勝った、 負けた という 領土を奪い合う 競い合いだ。

ここに、、共存、平和、、などという言葉は存在しない。

勝利した 一部の人にとっては、勘違いの喜びを手に入れられるだろうが、、負けた人達、苦しんでいる人達は、どんな気分だろう。

サッカーと、戦争は、別次元ではあるのだが、、

行き過ぎた勝利至上主義で、どんな手を使っても 勝利に拘るのは、、、戦争と同じく 悲しむ人がいる事だけは共通している事なのかもしれない。

戦争、コロナ、など、辛い事が多い時代だからこそ、、本当に競い合う事が必要なのか、

その結果、得られるものは、、考える良い機会なのでしょう。

まとめ

小学生の柔道全国大会が廃止された。

理由は、行き過ぎた 勝利至上主義。

ロシアの戦争、コロナ問題、、辛い事が多い時代だからこそ、、競争、競争、、、、よりも平和。

他人より上へ の時代から、他人と共存する 時代へ 変わる時なのかもしれない。

サッカーは、勝ち負けを争う競技なので勝敗は仕方ないが、行き過ぎた指導。

勝利至上主義から、試合に出れない選手がいる事、これは、絶対に避けるべきだろう。

もっと気楽に、もっと楽しく、明るく、、、戦争の無い平和な世界へ。

サッカーも、同じく、皆が、楽しく、明るく平和な道へ歩みたいものですね。

最後まで読んで頂き有難うございました。

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