サッカーで強すぎて取れないパスはダメ!?

サッカー
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筋肉をつけるには、現状の筋肉繊維を壊す事が必要らしい。

繊維が限界を超えて、破壊され、修復される過程で筋肉が前回より太くなる。

つまりは、負荷が低い筋トレは、長年続けても成長できない。

成長するには限界を超えていくことが、大切ということだ。

今回は、そんは話がテーマ。

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強いパスの基準は違う

選手達が、パス練習をしていると、「パスが強すぎて取れない」という場面に出くわす事がある。

その時の、強いかどうかは、誰が決めるのであろうか?

それは、受けて本人。

つまりは、「強すぎて取れない」のは

「自分の実力では、限界です」

と言っているようなもの。

先の筋トレの話同様、強さは、受けてのレベルによって決まるのです。

だから、同じ距離から足元に来たボール。

小学1年生では強すぎても、6年生では普通、更に高校生になると、遅すぎるとなってしまう。

これが顕著にでてくるのが、ユーチューブなどの試合動画。

6年生の全国大会の動画を早送り再生で見ると、、、、プロの試合の様に見える事がある。

つまりは、それだけ、ボール速度は異なるということだろう。

ちなみに、野球の投手のボール。

小学生の早い選手では120km程度だそうだが、プロとなると140kmが普通です。

すると、小学生の試合を20%早送りすると、プロの投球に近づくという訳だ。

基準を上げないと成長できない

では、先の話に戻る。

「強すぎてボールが取れない」

と言った選手。

ここで、選手が頑張れば取れそうと判断できれば、

ボールを出した選手を褒め、受け手に指導を与える。

しかし、基本的には、出し手は問題ないと判断する事が多い。

1つの基準として。

パスがしっかりできる学年(3,4年生)の場合

2m程度の距離から足元へのグランダーのパスは、助走をつけて蹴るなどの例外を除いては、どれだけ早くても、出し手には問題ないと判断している。

パスの出し手は、普段から強い(速い)ボールを蹴る習慣を付けさせたい。

助走することなく、強いボールを正確に蹴る習慣が、密集でのパス交換、シュートなど、得られるメリットが多くなる。

逆に、デメリットは、受け手のレベルが低すぎない限り、見当たらない。

パスの受け手は、普段から強い(速い)ボールを受ける習慣を付けさせたい。

速いボールに反応することになれる事は、先の攻撃のメリットのほかに、パスカットなど守備時のメリットもある。

逆に、デメリットは先と同じだろう。

ただし、同じ年齢の子供であれば、パスの早さでのレベル差はそれほど大きくない。

つまりは、蹴れる限界でパス練習をさせる事で、受ける限界も上がっていくということ。

パスの出し手 と パスの受け手、 同時にパス速度の基準を上げていく事が望ましいだろう。

常識に囚われてはいけない

「強すぎてボールが取れない」

への対策は、

パス速度を弱めるのでなく、受け手のレベルを上げる事。

すると、パスの出し手は、更に強いパスを出す習慣が付き、受け手も徐々に反応出来るようになる。

「ボールが強すぎて取れません」

野球の捕手が同じことを言ったら

「相手の事を考えて、もっとゆっくり投げよう」

と言っているようなものですものね。

投手、捕手ともに成長あるのみ。

ここで、注意したいのが、自分の常識を当てはめない事だろう。

自分がサッカーをしていた頃は、この距離なら、これくらいのパス速度だろうというようなもの。

パスが速すぎると、周りが見れないので、早すぎるのはダメ。

となってしまう。

確かに、試合の中では早い一辺倒なら、ダメだろうが、

相手が反応できないくらいの早さでパス交換ができれば、チームとしてのメリットは大きい。

さらには、パスは、浮いたらダメ。

というのが、一般的だが、受け手が、巧く処理してくれるなら、大丈夫だ。

逆に、浮いた速いパスを回すチームに対して、パスカットするのは至難の業。

いずれにしても、指導者の常識に囚われすぎると、指導者のレベルを超える事はできない。

同様の事は、守備の戦術でもいえる。

指導者が、フルで走るのは、限界だから、ボールを奪うラインを決めていた。

同じ事を子供達にも、させる。

しかし、子供の体力は、限界を超えてアップしていくのだ。

先の筋トレ同様、限界を超えさせていく事も必要だろう。

まとめ

「パスが強すぎて取れない」

のは、受け手に問題があるからだ。

パスの出し手が相手に合わせると、出し手は成長できない。

受け手の成長のためにも、「強いパス」が基本になる様にしたいものだ。

野球で例えるなら、投手の球が速すぎて取れないという捕手に対して

「もっとゆっくり投げよう」

と言っているようなもの。

その場合は、、、、移籍しますよね。

最後に、今の常識は、明日の常識ではない事もある時代。

自分の常識ほど、あてにならない事はない。

当然、このブログも参考程度に、どうぞ。

最後まで読んで頂き有難うございました。

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まとめ

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