サッカーメンバーの均等割は〇〇が生まれない

サッカー
この記事は約3分で読めます。
スポンサーリンク

日本人は、得をするよりも、損をしたくない傾向が強いそうだ。

例えば、1万円を2人に与えられた時どう考えるか?

得をしたいと強く思うなら、2人のうち、どちらかが1万円を貰うように勝負する。

もらえない方も、もともと0円だったので、損をしたというよりも元の状態と変わらないと考える。

一方、損をしたくないと強く思うなら、2人で 5千円ずつに均等に分ける。

おそらく、多くの方がこちらの方に共感し、1万円貰うはずだったので、半分損をしたと考える人は少ないだろう。

ということで、今回のテーマは、分割について考えてみよう。

DAZN
スポンサーリンク

均等に分けると揉め事は起りにくい

先の通り、「均等に分ける」と揉め事は起りにくい。

1万円を貰ったので、半分ずつ分けよう。

と提案して、異論を唱える人は、ほぼいないだろう。

5000円を5人で分けて、1人1000円ずつ。

100個のお菓子を10人で分けて、1人10個ずつ。

20人チームを2つにわけて、1チーム10人ずつ。

いずれも、、、揉める事は少ない。

このため、最近の学校でも、均等には神経をとがらしている。

演劇では、平等に目立つ様に工夫する。

記念撮影では、誰もが真ん中で映る様に何度も写真をとる。

運動会では、競争をせず、順位をつけない。

学校の役員は、抽選で決める。

優劣、凸凹をつけると、揉めるので、、、揉めない様に、全て均等。

卒業アルバムに1人だけ多く映る子供がいれば、、大騒ぎなのだろう。

均等割では競争が生まれない

均等割は、確かに揉めないが、同時に競争も生まない。

つまりは、頑張っても、頑張らなくても、同じ結果で、社会主義的な思考。

仕事を例にとれば分かりやすいのだろうが、、8時間働けば、全社員同じ給料。

極端に言えば、日本中が同じ給料ということだ。

懸命に汗水流しても、何も考えずに過ごしても、、、同じ時間働けば、同じ給料。

年齢、経験、問わず、日本全国民が、時給1000円。

助け合いで生活している海外の一部民族などでは、このような思考が一般的なのかもしれないが、、資本主義社会である日本では、馴染めない。

時給1000円で今より待遇がアップする人は納得するだろうが、、ダウンする人は 意識が下がるのは当たり前。

これは、人数が多いサッカーチームのメンバーを分ける時も 同じである。

チームメンバーが 限られた地域の仲良しメンバーであれば、社会主義的な 競争を作らない、仲良しクラブでも良いだろうが、

一般的には、サッカー優劣で チームを複数に分けて、選手の競争意欲を煽る。

そもそも、相手と競いあう 競技スポーツであれば、チーム仲間とも、競争し 切磋琢磨していく。

そこで、、何かを学んでいく というのが目的の1つであるのだろう。

まとめ

日本は、資本主義で競争がありきの社会なのだが、どうも競争を嫌い、平等を好む傾向が強い。

このため、皆と同じ、損をしたくない、特別扱いはズルい、均等、平等、、、、、が当たり前の社会。

これは、サッカーでも、チームメンバーを均等に分けて、全員が平等に出場する、、と好意的に思われる。

しかし、、、本当にそれで良いのだろうか??

平等にするため、、あなた自身の時給が 大幅にダウンしても、今までと同じ気持ちで仕事が出来るろうか?

つまり、平等とは、聞こえが良いが、競争を生まない社会であり、意識が高い選手の向上心は下がりやすくなる。

競争が良いとは限らないが、、、良いとこ取りだけするのは難しいだろう。

最後まで読んで頂き有難うございました。

下記のバーナーから、サッカーブログサイトへジャンプできます

にほんブログ村 サッカーブログ 少年サッカーへ

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました