サッカーの試合で活躍するために幼少期にやるべきこと

サッカー
この記事は約5分で読めます。
スポンサーリンク

一生に1度だけ訪れる

「ゴールデンエイジ」

サッカーの指導者なら、何度も耳にする言葉である。

簡単に言えば、

プレゴールデンエイジ(5歳~8歳)は、神経経路が著しく発展し作られる

ゴールデンエイジ(9歳~12歳)は、即座の習得と呼ばれ、見たものが直ぐにできる様になる。

DAZN
スポンサーリンク

小学生の間に培うサッカー技術

以前のブログでは、

試合で活躍するために、小学生の間には、

 1.ボールを触る基礎を徹底しよう

 2.練習したことを試合で試そう(チャレンジしよう)

と説明してきた。

これは、先の ゴールデンエイジにあたる年齢なので、難しいことも、直ぐにできるからである。

同じ事を大人になってからやろうとしても、数倍の時間がかかる、または出来ない。

だからこそ、その時の年齢(3年~6年)にしかできない事を実施する事をお勧めする。

この段階で、中学、高校の様に、戦術に拘った試合をしても、試合には勝つかもしれないが、

、ある意味、型に嵌めるだけであり、選手が出来る事は増えない。

サッカースクール、や別のスポーツで、他の動きなどをしていれば、良いのだが、頭を使った単純な動きだけでは、ゴールデンエイジが水の泡。

子供の成長を促す為にも、色んな動きを経験させてあげたいものだ。

幼少期にやるべきこととは

では、3年~6年のゴールデンエイジになる前、5歳~8歳の間は、何をすべきか

ここで、大切な事

ゴールデンエイジで、即座の習得ができるのは、プレゴールデンエイジで の神経回路が出来ている事が前提。

つまりは、前段階として、あらゆる 運動能力の神経回路を充実させることが必要なのである。

このため、有名なサッカー強豪チームでは、幼児園(保育所)段階から、育成を始める。

この頃は、サッカー(戦術)、基礎(止める、蹴る、運ぶ)は重視せず、多様なスポーツ動きをさせる。

この動きが、次のカテゴリーで生きるのである。

単純であるが、後ろ向きに走る事。

大人は出来るだろうと思っているのだが、この時期に神経回路が組み込まれてない選手は、6年生でも苦労している

強豪チーム、選手では当たり前に出来る事が、出来ないのは、この時期に影響すると言っても過言ではないのだ。

さらに、高学年で困るのは、

1つの箇所にプレスに行き、連続して斜め後ろの方向にプレスに行く場合。

前に走って、止って、後ろに、戻る。

サッカー経験者なら、誰でも出来ると思いこんでいるのだが、以外と出来ない選手が多い。

こちらも、低学年の間に、動きが不足した要因だ。

他にも、あげればきりが無いのだが、サッカーの試合では、ボールを持たない時間の方が多い、

だからこそ、ボールを持たない多くの動きは、幼少期に身に付けた方が良い。

練習としてやるべきこと

ゴールデンエイジでは、ドリブル、パス、トラップなど、ボールを扱う基礎の習得を目指すとすれば、

その前段階の、5歳~8歳では、ボールを持たない動きで、数、種類を熟すこと。

サッカーを始めた初期の段階から、1つ1つボールを持ち、動作をしていても、なかなか出来ない、更に、遅い。

だからこそ、最初は、色んなドリブルの種類で、ボールを持たずに実施する。

最初はゆっくりでも、少しずつスピードをあげて、、右足、左足、イン、アウト、、、、

以前にも、説明したが、この段階でのドリブル練習は、運動能力をあげることが目的だ。

ジンガをはじめ、色んなステップもそのなかの1つと捉えれば良いだろう。

ここで注意しておきたいのが、変化させるのは、膝から下ばかりを意識してはならない。

先の通り、6年生以降を想定した、サッカーに関わる全ての動きを想定する。

方向を変えたり、片足で動いたり、身体をひねったり、飛んだり、転んだり、、、

昔は、子供の遊びであった事なのだろうが、、今は、外遊びも少なく、限定的だ。

だからこそ、この間に多様な要素をいれる。

最近では、ラダーや、ハードルなど、練習用具を用いるのも良い手段だ。

また、ブラジル体操も、身体の各部位を動かすという習慣をつけるのには有益だろう。

練習外でも運動神経回路を作ろう

サッカーの練習では、上記の通り、サッカーの動きを想定した練習をする。

低学年では、練習時間も少ないので、待つ時間、話をする時間は、最低限で充分。

では、練習外では、何ができるか、、、高学年で活躍した選手をみてみよう。

A君の場合

練習が無い時は、兄弟の試合会場で終日、外遊び。

連休なると、家族で山登りなど、外での活動を精力的にしているそうだ。

早生まれだが、運動能力が高く、高学年以降も試合で活躍

B君の場合

1人子で、マンツーマンで親が指導。

練習は、足元のトレーニングが主体で、その他は室内。

5月生まれでフィジカルに恵まれ試合活躍はできるが、ゴールデンエイジの効力を得られてない。

C君の場合

幼少期は、別競技を併用。

低学年でも、運動能力を伸ばす練習主体。

フィジカルに恵まれてなかったが、ゴールデンエイジの効力を得て、高学年から試合で活躍。

プロになった選手達

幼少期、低学年の間は、サッカーらしいサッカーではない。

練習は、運動能力を伸ばす事が主体。

高学年から、本格的なサッカーを始め、1年間で実力をつける。

まとめ

サッカーで活躍するために、幼少期にやることは、ゴールデンエイジ(3年~6年)に備える事。

サッカー経験者の大人が出来て当たり前の事も、神経回路がない子供はできない。

神経回路をつくるのは、幼少期の活動によるものであり、その間何をするかが大切だ。

3年~6年の即座の習得の効果を得るためにも、幼少期には、限定的なサッカーの動きだけをやらせるのは避けたいものだ。

最後まで読んで頂き有難うございました。

下記のバーナーから、サッカーブログサイトへジャンプできます

にほんブログ村 サッカーブログ 少年サッカーへ

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました